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medium 霊媒探偵城塚翡翠(31-50)

おうち時間を皆さん、色々と工夫されているようですね。私もいつもながら読書と映画で1日の大半を過ごしています。

すでに4月7日に本屋大賞受賞作が決定しましたが、候補作だったこの作品を私は電子書籍で読み終えました。

推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。しかし、そこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かわなくてはならない。一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていた。一切の証拠を残さない殺人鬼を追い詰めることができるとすれば、それは翡翠の力のみ。だが、殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていた―。(「BOOKデータベース」より)

私にとって著者の作品は初読みですが、本作は本屋大賞候補作だけでなく、「このミステリーがすごい!」2020年版国内篇 第一位、「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキング 第一位、「2019年ベストブック」(Apple Books)2019ベストミステリーの三冠を獲得しているそうで、現在Amazonでは単行本は一時在庫切れが出たりしています。

事件を解決していく香月と城塚のストーリーは興味深いですが、実はそれが布石であり、難解事件の解決と大きなどんでん返しが待っていることが驚きです。

著者の作品「小説の神様」が今年実写映画化公開が発表されているそうで、そちらも人気の高い作品らしいので、読んでみたいと思います。

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