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反日種族主義(19-50)

おはようございます。やっと昨日1冊読み終え、紹介することができます。(ちょっとほっとしています苦笑)

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最近ではインフルエンザの感染予防策として入国の規制をかけていることで、韓国は日本を批判しています。WHOはインフルエンザを政治に利用してはならないと警告していますが、また火種ができたように感じています。

この本では歴史を深く読み解き、その正確な資料に基づいた理論が述べられているのですが、衝撃的なのは、巻頭の「韓国人は嘘をつく民族である」と言い切っていることです。

さらに慰安婦、徴用工、竹島等々現在も韓国と論議の絶えない問題に対し、自国の大勢世論に屈しない研究者としての意見をはっきり述べられていることにも、読みながら驚かされます。

読み終わって凄く感じたことですが、この本が韓国でベストセラーになっていることが不思議でした。あれほど日本への批判が強いはずなのにという気持ちからです。もしかしたら、街頭インタビューなどで韓国の人が「日本が嫌いというわけではない」という人が多いのは、あながち嘘でもないかもしれません。

アメリカを始め自国中心主義が台頭しつつあります。この著書も自国がその道を歩むのを危惧しています。

そういう意味でもこの著者が語っているように教育はとても重要です。未来を担う人たちの考えを束縛してしまう可能性が高いからです。

そして、私を含め戦後生まれで国を背負う者として、敗戦国としての自覚を持ちつつ、歴史に真摯に向き合う時が改めてやってきたと思いました。

内容の凄さに今の自分の気持ちが半分も書けないのをもどかしく感じています。是非若い方に読んでいただき、今の日本人がなすべきことを論じていただけたらと願います。

最後に記録として目次を書き留めておきます。

日本語序文はじめに
プロローグ 嘘の国
第1部 種族主義の記憶
1 荒唐無稽『アリラン』
2 片手にピストルを、もう片方に測量器を
3 食糧を収奪したって<? BR> 4 日本の植民地支配の方式
5 「強制動員」の神話
6 果たして「強制労働」「奴隷労働」だったのか<? BR> 7 朝鮮人の賃金差別の虚構性
8 陸軍特別志願兵、彼らは誰なのか!
9 もともと請求するものなどなかった――請求権協定の真実
10 厚顔無恥で愚かな韓日会談決死反対
第2部 種族主義の象徴と幻想
11 白頭山神話の内幕
12 独島、反日種族主義の最高象徴
13 鉄杭神話の真実
14 旧総督府庁舎の解体――大韓民国の歴史を消す
15 親日清算という詐欺劇
16 ネバー・エンディング・ストーリー 「賠償!賠償!賠償!」
17 反日種族主義の神学
第3部 種族主義の牙城、慰安婦
18 我々の中の慰安婦
19 公娼制の成立と文化
20 日本軍慰安婦問題の真実
21 解放後の四十余年間、慰安婦問題は存在しなかった
22 韓日関係が破綻するまで
エピローグ 反日種族主義の報い
解説 「反日種族主義」が問いかける憂国 久保田るり子(産経新聞編集委員)


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