オリーヴ・キタリッジの生活(15-50)
やっと雪が落ち着いて、少し気温が上がってきた水曜日です。太陽って本当にありがたいです。
先日お話ししたエリザベス・ストラウとの作品を読み終えました。ちょっと苦戦したのには訳がありました。読み終わってやっと理解しました。
アメリカ北東部にある小さな港町クロズビー。一見何も起こらない町の暮らしだが、人々の心にはまれに嵐も吹き荒れて、いつまでも癒えない傷痕を残していく―。住人のひとりオリーヴ・キタリッジは、繊細で、気分屋で、傍若無人。その言動が生む波紋は、ときに激しく、ときにひ