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中が見えない

お店を始めてからですが、時々言われます。

「中が見えない」

見えない事が当たり前

と思っていたのでちょっと驚きました。

現在でも言われます。

プロフィールにも書きましたが昭和の感覚で営業をしています。

昭和の時代

飲食店や美容院は
中が見えない
のが通常でした。

見えないのではなく
「見せない」
というのが正しいかもしれません。

しかし、時代とともに認識や価値観は変わってきています。

最近は美容院は敢えて見せるような店舗造りを
しているように感じられます。

飲食店もこの傾向が多くみられるようになりました。

今から10年ほど前だと思います。
覚えている方もいるかもしれません。

恵比寿のとあるホテルのレストランで元日本代表のサッカー選手が
女性同伴で食事をしていたところ、スタッフがその状況を
SNS等で流出させて炎上した事案がありました。

この事案は、
利用者のプライバシーを守らなくてはいけないお店側が
それを怠った。
簡単に言うと、こういう事でした。

しかもホテルです。
ホテルは外国人も多く利用するため
グローバルスタンダード的な認識が求められます。
街の居酒屋さんとはわけが違います。

ホテル内では利用者のプライバシーが守られることが
安心安全で快適性を生んでいます。

昭和の時代はホテルではなくてもこういう認識が
強かった。

今はそうでない認識も存在していると感じます。

「中が見えない」

と言われる方はそういう認識なんだと
理解できるようになりました。

どちらが正しいとかではありません。

多様な考え方があるという事ですね。

外にいるのは通行人
店内にいるのはお客さん

店としてどちらに気配りをするか?

これが当店の考えです。


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