アジアの50、世界の50-所感(7/19、近況。)
案の定で何かを書くヒマもなく、イベント用のカクテルでうんうん唸っている日々です。
あと一歩まで来ているのにこの一歩が見つからないもどかしさ。
こうならなきゃイベントやる意味ないと思いつつ、早くアウトプットしたいとも思う。ここら辺がとても人な思考だよな。二律背反。
こればかりは手を動かさないとアタマも動かない。自分が納得するまで続けるしかない。がんばろ。時間もないし。
それはそうと今年もBest Bar 50発表されましたね。Worldでは日本は2軒、Asiaでは6軒。
当店は確実に無縁なのですごいなーと思うくらいだけど、業界に身を置く者としてはやはり気になるもの。
ああいった華やかな場所に憧れがないと言えば嘘になる。けど、まあやりたいことも違えばやれることもにも限度があるのでこればかりはね。
そもそも町の中ですら名が大して知られていないのだからまずはそこからだろっていう。
何よりまず商売が下手すぎるので(昨日もお客様に言われた)そこからだな。この歳まで来て治せるものなのか疑問ではあるが。
ちなみに韓国はWorld 1軒、Asia 5軒。
なぜここで韓国を引き合いに出すかと言うと、先日の連休に韓国へ行っておりましたもので。
シンガポール以来、5年以上ぶりの海外。
詳しくはまた(きっと)別立てで書くとして、やはり国内では得られない刺激を存分に貰えました。
で、こうやってBest Bar 50を見ると軒数ではほとんど変わらないものの、伺った向こうのBARの印象から考えるに日本はこういうランキングに入るのは難しいBAR多そうだよなあ、と。
おそらく技術的には申し分ないと思うのだけど、押しの弱さとか、そこでしかできない体験より古典に重きを置く姿勢とか審査においてあまりウケが良くなさそう。あと箱(店舗)のサイズも(大きい方がいいという話は聞いたことがある)。
そもそも興味のある、目指している日本のBARがどれだけあるのかも疑問ではあるが。
良くも悪くも日本はBARですらガラパゴス化していると思うので、あまりこういうの意識しないで粛々と己が道を歩む方が「らしい」し、正解な気はするけど。
…などと知ったようなこと顔して書く反面、前述したように僕は憧れゼロではないです。
そしてきっとこういうBARはけっこうあるのではなかろうか。「別に…」と言いつつ横目で気にはしている、みたいな。
これもまた一つの刺激。アイデアやいろいろなアプローチ、志向の一助にはなるので意識しないよりはした方がポジティブであるとは思う。
過度でなければ。
「ただの町の酒場で終わるな」ということへの一歩でもある。
…先の先の志高そうな目標より目先のイベント用カクテル完成させなくてはな。
目先のものをできないのに先を語る資格なぞない。来週には完成できてます。たぶん。いや、絶対に。
それからまた先を語るといたしましょう。では。
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