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今の仕事、満足していますか? と『東京嫌い』の4人のプロフィール

あなたが今している仕事、どういう動機で始めましたか? 毎日、その仕事を続けられるモチベーションは何ですか? お金ですか? やりがいですか?

僕はいろんな人に「仕事の話」をよく聞くのですが、6~7割くらいの人が、その仕事を始めたきっかけは「なりゆき」とか「色々受けたけどここしか受からなかった」とか「消去法で」とかって答えます。

3~4割くらいの人が、「学生の頃に、こういう人に出会って、憧れて、この職業に就きました」とか「自分はこういうのが向いていると思って」とかって答えます。

実際、僕は「なりゆき」です。「バー」という業態を選んだのは「バーが好きだからやりたかった」ではなくて、「バーが儲かるから」だし、こういう文章を書いているのも、加藤さんに「cakesで書かない?」って言われたからで、まさか自分が恋愛記事なんて書けるとは思っていませんでした。

本当に「なりゆき」です。

それで僕、今、51歳でして、そろそろ死ぬことを気にしていまして、「そうだ。自分は作家になりたかったんだ。すごい小説を書きたいと10代の頃から思ってたんだ」って気づきまして。

でも自分の才能の限界みたいなのも気づいているんです。そんな、ある日突然、芥川賞がとれるような作品は自分は書けないだろうなって知ってるんです。

でもやっぱり良い小説を何冊か書いて死にたいなあと思ったので、来年から小説講座に通おうかなと思っています。そこで色々と学べば、もう少し実力以上の作品が書けるような気がするんです。

僕、note、やっぱりすごく好きでして。

「新しいお月見」っていうすごく面白い企画が生まれてきたら、noteを中心に色んな面白い人たちが集まってくるし、それをnote公式が告知してくれるんです。

あるいは今、『東京嫌い』という同人誌をやっているのですが、これもnoteならではと言いますか、noteがなかったら出来なかった企画です。

この、noteの「マガジン機能」を使って、みんなの取り分はちゃんと分けれれて、毎日毎日、新しい作品を発表していくって、10年前にはなかった、すごく画期的な「機能」だと思うんです。まあやってて楽しいんです。

note、色んな面白い表現者が集まっていて、豊かで良い場所ですよね。

よーし、やっぱり僕も良い小説を買くぞ~、って思います。

そんな『東京嫌い』をよろしくお願いいたします。21人の作品が読めて、300円です。どの作品も最高です。

僕が担当している人の4人を紹介しますね。

◎henzutsuu
https://note.com/henzutsuu

プロフィールが「都内でOL」とだけしかなくて、でも、noteの初期時代にたくさんのヒット作を書いて何度もバズった方です。この辺りが有名でしょうか。

ご本人は「小説」を書きたいと思ってまして、noteの方でも小説を書かれています。すごく上手い方なので、いつか小説でヒットしてほしいと思っています。


◎志村優衣
https://note.com/shim_shim

noteディレクターで、文藝春秋を担当していて、文章がすごく上手くて、職歴が「NTT東日本→青山ブックセンター→SPBS→note」なんです。これはもうお願いするしかないですよね。

以前、僕がこんなツイートをしたところ、

志村さんがこんな引用RTをしてくれました。noteから芥川賞を出す編集者として期待大ですよね。

◎吉玉サキ
https://note.com/yoshidama2013

cakesクリエイターコンテスト、今、僕が受けたら受賞する自信ないくらい難関ですが、そちらで受賞してcakes連載後、『山小屋ガールの癒されない日々(平凡社)』という著書を出されています。

彼女はすごく解像度が高くて、「人間同士の微妙な関係や心のやりとり」を見事に言い当てて、文章に落とし込む才能が群を抜いていると常々、感じています。いつかすごい小説を書いてくれるのを期待しています。

◎teapot
https://note.com/imateapot

たまたまnoteで見つけて、「うわ、この方の文章、何を読んでも面白い」と思っていると、Twitterで繋がっていただけまして、bar bossaに来店していただいたら、なんとNHKの局員さんでした。

色んなことにお詳しく話も面白いので、いずれたくさんの著書を書かれると思います。ちなみに今回の『東京嫌い』の作品は何十回も書き直したとのことで、アップするときも本業の何百万人も見る番組よりも緊張したそうです。

サポートしたいと思ってくれた方、『結局、人の悩みは人間関係』を買っていただいた方が嬉しいです。それはもう持ってる、という方、お友達にプレゼントとかいかがでしょうか。