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noteで読まれるコツ、ネタの集め方、『結局、人の悩みは人間関係』出ます、インタビュー募集してます

noteのネタの集め方ですが、まずネットで話題になっていることについて書くのは「禁止」って決めることをオススメします。

例えば、ツイッターのトレンドで話題になっていることとか、芸能人や政治家の不祥事のこととかをテーマにして書いて、そのコラムが面白い人って、天才というか、もう既にメディアで連載なんかをもっているプロだけです。

僕を含め、そういう旬のネタって、ほとんどの人がそんなに面白くは書けないというか、他の人と同じような内容になってしまいます。コラムを書くときは、インターネットからは探さないって決めてしまうのをオススメします。では、どこで探せば良いのかです。

①街を歩いて何か面白いことはないか探す
例えば、「サミット、西友、成城石井、LIFEの一番安いお弁当の内容を比較してみた」とか、「古道具屋で掘り出し物を探してみた」とか、「銀座のグッチで買い物をしている人たちに話を聞いてみた」とか、インターネットでは見つからない、自分の足でネタを探してみるの、僕は意識しています。僕の場合、毎日noteを書いているので、日々渋谷なんかを歩きながら、「どこかに面白いネタないかなあ」と自然と街を何か探しながら歩いています。

②人に質問する
例えば、お店等でサービス業をしている人に会うと、「今まで一番困ったお客さんって?」と質問するとか、営業職の人に会うと全員に、「今まで一番悔しかったことは?」と質問するとか、外国人に会うと、「あなたの国ではどういうデートが一般的ですか? セックスはどこでしますか?」って質問するとか、そういう「何か面白いネタになりそうな質問」を決めておいて聞くってことをしてます。

③ブックオフに行き、100円~200円本を大量に買い込む
僕は1ヶ月に1回はブックオフに行って、100円~200円の棚の恋愛本とか婚活本とか自己啓発本とか心理学本とかのコーナーから、目についたのを全部買って、それらを飛ばし読みします。全部を読む必要はないです。そして、例えば、「女性は4人に1人が、なんにも思ってなかった男性から告白されて付き合ったことがある」とかっていう言葉を拾ってネタにします。

ちなみにブックオフで100円で売っているということは、「すごく売れた本」という証拠なんですね。日本中の人たちが興味があることが書いてあります。あと、書籍は編集者が入っているので、情報がインターネットみたいに間違っているということが少ないです。

さて、上の①②③を実行して、ネタを見つけたら、すぐにその場でメモ用紙に書きます。僕はこんな風にメモ用紙に書いて、ネタ袋に入れておきます。

そして、毎日、決まった時間に決まった場所に座って「この2時間はインターネットもスマホも何も見ない」と決めて、書き始めるのですが、このネタ袋からメモ用紙を取り出して、「なんか面白そうなネタないかなあ」と色々とチェックして、「そうかあ。女性のうち、4人に1人がそんな気がなくても告白されたら付き合った、ということは、男性が4人の女性に告白したらそのうちの1人は付き合ってくれるんだ。そういうコラムを書こうかな」とか色々と考えるというわけです。

ちなみに、いくつかネタはあるけど、それが良いコラムに繋がらない、良い文章が出てこないってとき、ありますよね。どうすれば良いのか、です。

①それについてしばらくおもいっきり考えて、その後少し眠る
これ、「アイディアの出し方」みたいな本で必ず出てくる方法です。眠っている間に脳の無意識みたいなのが、勝手にあの情報とあの情報をくっつけてくれて、「面白いアイディア」に変換してくれます。

②外を歩きながら考える
戸外だと空間が広がっているから思考が広がるとか、前に向かって歩くという動作が良いとか色々と言われますが、歩きながら考えるとアイディアは出やすいです。

あと、シャワーを浴びてるときとか、トイレとか、瞑想とか色々と言われますが、集中してそれを考えて、その後頭を無意識な状態に持っていくのが効果的なようです。

次は、コラムの進め方ですが、身近なことから書き始めて、少しづつ外側に、世界に広げていくというのが一般的に良い、読みやすいとされています。

落語家やお笑いの人が、「今朝、食パンを焼いて食べようと思ったら」とか「今日、この会場に来るまでの間にこんな人を見かけたんです」とかってことから話を始めるの、ご存じですよね。そういう「身近なこと」で始まるほうが、人は話の中に入っていきやすいんです。

逆に、最初の文章が、「最近、ポリコレが話題になっていますが」とか、「あなたの夢ってなんですか」とかだと、話が大きすぎて、読者が入っていけないんですね。それよりも、「この間、コンビニに行ったら、外国人の店員さんがいたんです」って始めて、それから「異文化」の話や「仕事」の話に入っていってっていう風に、後で少しづつ広げていくのが、読者はついていきやすいです。

noteをたくさん読んでもらう方法です。

①そんな視点、考え方があったんだ、っていうのを書く
これは正直、めったに思い浮かばなくて難しいです。例えば、僕はこういうのを書いてます。

②感動や、共感がある
そういう気持ちになったことあるよなあと思わせると、SNSですごくシェアされます。例えば、僕はこういうのを書いてます。

③賛否両論の意見を出させる
例えば、「日本はこのまま衰退していくのがいいのでしょうか。それともまた経済大国を目指すべきなのでしょうか」のように、2択を読者に投げかけて終わるとシェアされやすいです。僕がよくシェアされるのは、この記事です。

④知らなかったこと、発見、学びがある
例えば、欧米ではひとり暮らしの友人に「ちょっとその日だけ部屋貸してくれる?」って言って、部屋を借りて、そこで彼女とセックスをする、みたいな「へええ。そうなんだ。知らなかった」っていうようなネタをひとつは必ず入れておきます。そういう知らなかったことを知ると、人は「得したような気持ち」になるので、その著者のコラムをまた読みたくなります。

⑤笑える
これはもうセンスが全てですよね。僕は意識的に、「笑える話」を聞いたり、集めたりて、メモに書きとめています。

ちなみに読まれるコラムって、上の5つのどれかが必要です。そのどれもない場合は、発表するのはやめたほうが良いと思います。もちろん、「ただただ文章、文体が面白い人」は別ですが。

さて、宣伝です。そんな風に僕が書いてきたコラムを集めた本が今日1月25日に発売されました。『結局、人の悩みは人間関係』です。よろしくお願いいたします!

この本のインタビューを受けます。こちらのnoteでも、他のメディアでも、例えばVoicyやYouTubeでも、プロでもアマチュアでも学生さんでも誰でも大丈夫です。

この本を読んで、「こういうことをインタビューしたい」「こういうメディアで発表したい」的なことを簡単に書いていただいて、makijobim@yahoo.co.jpにメールしてください。

取材場所は渋谷のbar bossaか、あるいはZOOM等でも結構です。30分くらいでお願いいたします。もちろん「僕の出演料等」は無料ですので。その取材をアップしていただけたら、僕が必ずTwitterでシェアいたします。

ちなみに、こちらが以前の僕の本を取材してくれたnoteの記事です。おふたりとも「プロ」なので、上手すぎですよね。参考にしてみてください。

この本のイベントがあります。人気料理家の今井真実さんと、「書くこと」について対談します。「配信は無料」で見られます。こちらも是非。

それではよろしくお願いいたします。あ、シェアとかすごく嬉しいです!

サポートしたいと思ってくれた方、『結局、人の悩みは人間関係』を買っていただいた方が嬉しいです。それはもう持ってる、という方、お友達にプレゼントとかいかがでしょうか。