シェア
灰谷魚
2014年6月24日 01:28
一時非公開とさせていただきます。(2018年中に再公開します)
tamito(詩と小説)
2014年6月12日 09:32
【詩】人待ちのホテルのラウンジ眺める中庭に咲くアジサイ日々の慌ただしさから抜けだし街の喧騒からのがれて思いがけず穏やかなひとときが降る雨をやさしくさせる雨粒は記憶に似ているまたは記憶が雨粒に似ているのか擦りきれて渇いた心に滲みこみ井戸の底から古い画像を呼び起こす記憶のなかの光景はいつも8ミリフィルムのようにざらりと粗い水を注ぎ足しにくるウェイター
2014年6月10日 20:56
林伸次
2014年6月5日 10:05
彼女が「雨が好き。雨の匂いや、雨が降る音、雨の日に誰かを待ってる時間、誰もいない海に降る雨。色んな雨が全部好き」と言ったので、僕は雨工場で働くことにした。雨工場では様々な雨を生産し、雨を待っている地域や国に出荷した。小糠雨、夕立、五月雨、スコール…その国のその季節にあわせて雨は作られた。僕は雨であればどんなものでも好きだけど、中でもブラジルの秋に降る「三月の水」が好きだった