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解像度の解像度を上げたい(前編)

こんばんは、BAOです🌙
最近、私がよく使いがちな「解像度を上げたい」
でも自分で話しててふと思った。

「解像度ってなんだ…」

うーん🧐

言葉にすると、
手触り感のあるかんじ?
世界地図が手元にあって行き先がはっきりするかんじ?
ぼやけてたもののピントが合うイメージ?

どれもそうなんだけどなんかわかったようでわからない。なんと、解像度を上げたい人の解像度が低かった…(笑)

そこで、ふと手に取った本が

「解像度を上げる」(馬田隆明 著)

…まんまだ!🤣
でも、解像度迷子になってる自分としては、ぜひ、読んで知見を得たい。

と言うことで、今日はこの本のレビューです。
長くなるので、今回は前編ということで。


1.世界をより鮮やかに感じるために

この本の良いところは単なるハウツー本というわけではなく、ちょっと我慢して悩んで考え抜き、情報整理することが私達に何をもたらすのか、なぜ考えることが必要なのか、気持ちの部分も整えてくれること。

以前、「問い」に関する記事を書いたけど、世界の複雑さを多様な視点で理解したり、情報整理によりちゃんと理解しようとする力をつけることで世の中のことがもっとよくわかる、世の中から受け取る情報に意味が出てくる、それがビジネス機会につながる…と言ったような、いわば

「自分の人生をより良くするための解像度」

といったような内容の説明がコラム内であったことが素敵だな、と感じた!この本の推しポイントはまさにここで、他の章もコラムと実践内容を行き来することで、よりチャレンジしたいと思えました。

2.解像度、すなわち「深さ」「広さ」「構造」「時間」

ロジックツリーを活用したこの整理はすごくわかりやすかった🌲

そして、大半の人の考える「解像度が足りない」は、いわゆる「深さ」を指しており、一歩深い考察があるかどうかが求められるケースが多いこと。

確かに、例えばビッグワードが使われる時って、それ以上深い言語化ができていないパターンが多い。さらに「他の視点の検討があったのか?」(≒広さ)と言われると、ただただ自分の中のイメージでしか語れないこともある。

でも「広さ」に関しては、「問いの力」で、周りの人からヒントを得たり、視野を広げることができそう。(例:そのビッグワード◎◎って、こんな意味にも使われたりするよね、とか。)

だから、やっぱり、自分で悩んで、行くべきところに行って(決して「行きやすい」ところではない)行動を以て得ないといけないのが「深さ」なのだと感じる。

行動力に関してもしっかり著書の中で言及があったが…個人的にも「深さ」だけは自分で見聞きして自分のものにしていかなくてはいけないし、それができるかどうかがその人の力量を決めると感じた。

実は「構造」や「時間」の視点は、情報の整理と分析に関わるところだったりするからね。

【前編の学び】

  • 自分の人生を豊かにするための解像度

  • 解像度は「深さ」「広さ」「構造」「時間」

  • 「深さ」は行動できるかできないか、個人の力量が問われる

  • 「広さ」には、問いの力も使えそう

【参考】ちょっと前に書いた「質問と問い」

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