人材不足になる1歩手前で補充しないと大変な事になる

日本全国で会社が溢れている現代では人材不足が問題になる事が多い。
特に中小企業は高騰する人件費に売上が追いつかず人件費を削る選択肢を取るしかない。
そういう時、業務の効率化を求められて減った人材の補充がされない事が多い。

しかし、これがボトルネックになり、属人化してしまう会社が多くなっているのでは無いだろうか？

確かに業務の効率化をして今まで3人でやっていた事をひとりで出来るようになったかもしれないが、ひとりでやっていると誰もその業務の詳細を把握出来ておらず、いざその人が退職するとなった時に誰も分からない状態で問題が起きてしまうなんて事が頻繁に起こっているのではないだろうか？

だから、本当に人材不足で誰も出来なくなってしまう1歩前に人材の補充を行う必要があるのではないかと考えている。

人件費が高騰していく中で同じ仕事をする人は2人もいらないという考え方が正しいとは思うが、例えば、総務の仕事をしながら営業活動も行うようなマルチプレイヤーがいてもいいと思っている。
ひとつの仕事をひとりでやるから属人化してしまうのであって、いくつかの仕事を何人かで一緒にやれば効率も上がるし属人化も免れる。

いつか転職サイトを覗いた時に「総務+営業」のような求人を見つけられるような時代になれば嬉しい。

#人事の仕事