見出し画像

「うちとソト」という団体に込めた思い

昔のことを改めて考えて整理する時期に最近なっています。年末に近づいてきていますし、最近とにかく言語化することが楽しいのでまた文章を書きたいと思います。

うちとソト」とはどういう団体?

2017年に新潟県の三条市で立ち上がったカメラが趣味な人たちが新潟県をPRするために活動する団体です。(これはあくまで僕が考える「うちとソト」です)

2017年当時新潟大学の4年生だった僕が、オープン間もないTREEというカフェで、当時保育士だった「永島実樹」にパワポのスライドを使って意識高い系大学生の勢いでプレゼンをして、内側の代表永島実樹、外側の代表坂東拓哉で「うちとソト」は立ち上がりました。

当初のやることはTREEを会場に写真展をやろう!そのためにみんなで三条市内まち歩きして撮影会をしようと計画をしていました。

「うちとソト」の名前の由来は、三条市の魅力を「うち」側の人つまり三条市出身の人と「ソト」側の人つまり三条市以外の人が双方の視点で三条市の景色を切り取り、写真というツールを使って魅力を発信していこうという思いで名づけられました。

1回目の写真展終わった後の記念写真。若い。

「うちとソト」発足の経緯

大学生の勢いで立ち上がった「うちとソト」ですがたくさんの人に参加していただいて写真展を合計で5回ぐらいやらせていただいたので、新潟県内では少しは知ってくれている人がいると思います。

2020年から広まったコロナウイルスの影響と、代表永島が出張カメラマンになり多忙になる、坂東は福島県に移住する。という参加者のライフステージが変化して、事実上の活動休止状態にあります。

今後復活することがあると考えた上で、「うちとソト」について考えていきたいと思います。

「うちとソト」が誕生した2017年はまだ一眼レフカメラを持っている人が周りに少なく、スマホのカメラも今ほどは進化していない状況でした。

カメラを趣味で楽しんでいる人のコミュニティーもSNS上に存在はしていてもまだまだ未発達な状況でした。特に地方、新潟県では「カメラ買ったけどどこに撮りにいけばいいの?」「カメラの使い方難しくてほぼ置き物になっている」「カメラ一緒に撮りに行く友達欲しいな」というような需要が一定数あったと思います。

僕自身は大学のサークルで被写体をしてくれる人がありがたいことにたくさんいて写真ライフを楽しんでいました。ですが永島と最初話をした時に上記のような悩みがあることを知りました。それと当時僕自身が写真を始めて4年目で写真のグループ展をやりたいという野望を持っていたのでこれはチャンスだと思い永島を口説く日々が始まりました。笑

そして2017年8月に念願だったグループ展「うちとソト」がTREEで開催され、三条市TREEを拠点に「うちとソト」が立ち上がりました。

うちソトメンバーでの佐渡旅行の思い出

「うちとソト」の今後と必要性


今後コロナウイルスが収まることを前提に「うちとソト」が活動を再開する可能性があるのか。(これは僕がどうしたいだけじゃなくてみんながやる。特に永島がやるとならなきゃ始まらないですが)
いろいろと考えたいと思います。

撮影会の動画いい感じなのでよければ見てください☺️

まず今、写真コミュニティーの現状がどうであるかを考えると、

SNSが発達し、いろんなコミュニティーが乱立するとともに同じ趣味ですぐに人と繋がることができるようになりました。これは地方でもほとんど都会と変わらない位のレベルまで発展しているように見えます。
行動力さえあればどこでも誰かと写真を撮りに行けるようになりました。
これによって「うちとソト」立ち上げ当初の動機およびきっかけの「カメラ友だちがほしい」というものはそれほど需要はなくなってきている気がします。

では今「うちとソト」に僕個人が求めることはなんなのかを考えると、

「ゆるいつながり」「地元(地方)へのほんの少しの貢献」

このあたりが求められていることなのかなと思っています。

「ゆるいつながり」はSNSのコミュニティーや会社・学校の強いコミュニティーに疲れた人が、趣味が同じで感覚が似ている人たちとストレスフリーで繋がって気を張らずに写真ライフを楽しむことができる。

「地元(地方)へのほんの少しの貢献」はただ写真を撮ってSNSにアップしているだけじゃなくてほんの少しでも地元をPRできていると感じることができればという地方カメラマンの想いを形にする。

ここら辺をアフターコロナで「うちとソト」が担うことができればまだまだみんなが必要としてくれるんじゃないんだろうかと考えています。

今度みんなが求める「うちとソト」をゆっくり話し合えるといいな。小さくてもいいのでなんとなく「うちとソト」は続いて欲しいと思う今日この頃です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?