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事業承継/M&Aを勉強してみて


事業承継やM&Aについての書籍を読んでみると
とても興味深いことが書かれていました
というよりも、日本の会社が危機的状況になっているんだという
認識を持つ必要があります。

その危機的状況とは、
会社を継ぐ人がいないという現実。
つまり、後継者がいないということです。


後継者のいない企業は全国平均で66%。つまり、3社に2社が
跡継ぎなないらしいのです。(帝国データバンク)


そして、中小企業庁のデータによると
中小企業の経営者で一番多い年齢がなんと!!66歳。
今年2020年には、団塊の世代経営者引退の時期に差し掛かっているそうです。


これは、日本中の会社で現実に起こっている出来事です。
このままいくと、日本の中小企業が後継者がいないという事実だけで
消滅してしまう恐れがあります。


社員の中から次の経営者をと考えている方もいるようですが、
しかし、その簡単には物事は進みません。


従業員という立場と経営者という立場はかなり違いますし、
高い経営能力が必要となります。


また、現経営者が持っている株式を買い取る資金力も必要となります。
色々と問題山積です。


そこで、現在注目されているのが、M&Aです
M&Aというと乗っ取りとか身売りとか、ダーティなイメージが
ありますが、現在は事業承継の一環として利用されているそうです。


M&Aは企業同士の結婚のようで
相手をリスペクトしたM&Aでなければ、
当然上手く行きませんし、昔のような乗っ取るイメージでは


互いの反映に繋がっていきません。
これから事業規模のM&Aが進むことになるでしょう。
スモールM&Aとして加速していくのではないかと思います。

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