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有名人になりたかった若い時の自分に伝えたいこと

人それぞれだが若い時はそのリスクもわからず有名人や芸能人になりたいと思った人も多いだろう。親が歌手や芸人になりたいと言う子供を制止する場面はよくテレビでも見かける。少なくとも自分はお笑いにも憧れて一時期芸人になりたいと思ったことがある。若い時は人を笑わせるのが気持ちよくて、人よりもおもしろいと思われたい気持ちが大きかった。変わっている、人と違うと言われてうれしいともよく思った。この衝動のようなものは何なんだろうと思う。

芸能人も人を喜ばせる素晴らしい職業である。ただ、ある程度の年齢になると応用が効きにくい、プライバシーがなくなるといったリスクもわかるようになる。有名になることによる幸福感やメリットはたくさんあり、いろいろなことができる芸能人の人ももちろんいるが、有名になることと引き換えに自分の今の知識やスキルがないと思うと、果たしてどちらがいいのだろうかと考える。例えばもし有名人になり演技など一つのことに集中して技能を身につけないといけないとして、英語や財務やパソコンなど様々な知識などが結果的になかったらそれでも有名になりたいだろうかということである。

若い時はそういった考えを吹き飛ばすほどのパワーがあり、そういった有名になりたいという原動力は素晴らしいものである。どちらが正しいかということを決めたいというわけではなく、有名人になりたいと思う心はどこから来るのかということに興味がある。それはおそらく若い頃の競争心から来るものだと考える。特に生物学にも、女性を惹きつけたいというのが大きいと思う。あの人よりもおもしろいと思われたいとか、あの人よりも成功したいと特に若い頃は考える。その勢いは持ち続けたいが、年をとって経験が増えてくると、次第にそういったことに価値がおかれなくなってくる。

だから、大人になるとそういった花のある職業につきたいという気持ちが小さくなるのは、いろいろ経験してリスクがわかるということではなく、そういったことに価値を置かなくなってくるからではないだろうか。大人になっても、リスクをとらない、行動的でないのであれば、得られる物も小さく、つまらない人生にもなると考えるからだ。若い時の葛藤は無駄ではない。だから、若い頃の自分に何か言うことができたならば、「危ないから有名人にならないほうがいいよ」というのではなく、「そうやって葛藤することがいいことだから思う存分深く考えて職業を選んで」「そして結果的に自分で決めたことが自分のしたいことであり正解だよ」と言うのではないだろうか。だって人生なんてそれぞれの年代に個性があり成熟した大人が正しいわけではないのだから。

※写真は大学4年の就職活動をしていた時の頃の一人暮らしの部屋

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