見出し画像

HPVワクチン接種1回目

昨日はHPVワクチンの1回目を接種してきた。予防治療の一貫である。HPVは主に子宮頸がんの原因となるウイルスであるけれども、喉頭癌や肛門癌の原因となるウイルスであり、男性も接種したほうが望ましいとされる。今日の今までは副作用もなく、今後も予防治療となるワクチンはどんどん打っていって、いろいろなウイルスに対抗できるサイボーグのような体にしていきたいと考えている。医学的には根拠がなく、自分で勝手に言うことだが、いろいろな抗体を作っていけば、全体的に強くなっていくのではないかという思いもある。

最近では、生存物は他の生き物の犠牲の上に成り立っており、弱肉強食の世界であるなとさらに感じるようになった。人間で言えば、肉はもちろん、野菜、米など全て他の生命を食べ物にして生き、反対にはウイルスを中心として他の生き物に攻撃され、死に至らせられることがある。新型コロナウイルスの登場でウイルスに対する認識が深まり、免疫力の重要性を意識するようになった。細胞の悪性腫瘍である癌についても、ピロリ菌やこれらHPVなどのウイルスが大きな原因ということもわかってきて、最終的に人間に死に至るときは免疫力が落ちほとんど感染症で臓器や細胞がやられることから、どんな生物であっても食うか食われるかの世界なのだと思った。先天的な疾患というのもあるだろうが、ウイルスの脅威というのは大きい。

そういったことで、ウイルスに対する理解を深め、予防的措置をとっていくことが大事であるという考えのものと、今回のワクチン接種に至った。韓国ではワクチン接種への理解が深く、妻は10数年前にHPVワクチンは接種済みでB型肝炎についても接種済みとのこと。自分にとってはHPVはリスクは低いけれども、自分への意識づけのためでもあった。B型肝炎については、医療従事者などハイリスクの人への接種が推奨されるが、こちらは比較的高額ではないので、機会があれば接種していきたい。予防治療としては、バランスのよい食事と運動と体重管理、定期的な胃カメラ(ピロリ菌のチェック)・大腸内視鏡検査、ワクチンの接種、これをしておけば大体の防げる病気は防げると言われる。

近年は、新型コロナウイルスへの注目が集まり、マスクや手洗いが徹底され、その分通常の風やインフルエンザへの免疫力が低下している中、今冬は、インフルエンザの爆発的流行も示唆され、昨日先生が今年は特に予防接種をしたほうがいいと言った。コロナワクチンについては、3回打ったのでもう充分であると思うが、ワクチン証明がなければ海外渡航の際など制約がでてくるので4回目も接種する予定で、ワクチンラッシュのようになってしまうが、インフルエンザの予防接種も打つ予定である。

いろいろと印象が強い事故などによる死亡理由が頭に残るが、結局、ほとんど亡くなる理由は病気と考えており、健康であればどんなに金銭的に失敗したとしても何とか立ち上がれるだろうし、健康でなければ何もできないので、引き続き健康を最優先に毎日を頑張りたいと考えている。

結局、ワクチン反対については、物理的な事故などのように1回の事故の印象が強くそれが強調され反ワクチン派というのが形成されていくのだろう。これは、一部のクレームのために本当に大事なことが阻害される最近の日本の傾向に似ているように思う。もちろん、ワクチン自体がハイリスクになる人もいるだろうが、コロナでわかったように大抵の人にとっては無症状、ローリスクであると捉え、それぞれの人にあった対策をし、自分の体や実情と照らし合わせながら、そういった世論の行方というのを冷静に捉える能力が大事になってきている。そういった能力を養うには様々な意見に耳を傾け、常にアンテナを張り、情報の取捨選択をして、地道な努力をしていくしかないと考える。

#予防治療 #HPVワクチン#生命#弱肉強食#ワクチン#インフルエンザ#予防接種

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?