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【初盆】

先週の土曜日に父親の初盆を行った。この49日後の初めて迎えるお盆は新盆とも言うらしいのだが、別の意味での旧盆や新盆とがあってこれがなかなかややこしかった。元々、日本ではお盆は陰暦の7月15日に行われていて、明治期からの太陽暦の採用により、新暦の7月15日をお盆としたそうだが、なじまず、新暦の8月15日をお盆として、あるサイト(https://www.hibiyakadan.com/lifestyle/z_0038/)では、その新暦の8月15日を旧盆と呼ぶようになったとのこと。

新しいお盆の設定なのに、なんでその新暦の8月15日を旧盆をと呼ぶようになったのか不思議に思った。上記のサイトによると、新盆は新暦の7月15日あたりのことを言うのだとか。おそらく自分の中では、新暦の8月15日がより、旧暦の7月15日の元々のお盆に近いから旧盆と呼ぶのだと解釈した。また、7月15日の新盆は新暦の新をとって、新盆と呼んでいるのかとも解釈した。

Wikipedia(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E7%9B%86)によると、8月15日の新暦のお盆は月遅れ盆と書いてあり、旧盆とは書いていなかった。そして、旧盆は旧暦の7月15日のことを呼び、9月にずれ込むこともあるのだとか。さらに、新暦の7月15日は特段呼び名はなかった。加えて、”旧暦での盆を旧盆と言うが、一部の地方[11]を除いて通常、新暦での盆は新盆とは言わない。新盆(しんぼん、にいぼん、あらぼん)は別の意味となる”とも書いてあった。

昨年または数年前も、韓国の秋夕(チュソク)の時に同じような事を書いた覚えがあるのだが、秋夕は旧暦の8月15日であるのに対して、日本の旧暦のお盆は7月15日で時期は違い似ていて同じようなものではないと解釈したのも覚えている。さて、今回の初盆であるが、故人が亡くなり四十九日が過ぎ、初めて迎えるお盆の意味としても新盆とも言い、今回はそれにあたった。

最近は不景気も重なり、仕事でうまくいかないことも多いので、会長がいかに経営をしてきたかということもより考えることが多くなった。初盆のお経は10分ほどと短く、あっけないものであったが、会長をより近くに感じようとして、それでも寂しさが込み上げてくるものでもあった。

次の供養は、はやいもので一周忌となる。一周忌も質素に行うという声が大勢を占めていたが、、色々な人が集まることを喜ぶ会長であったから、それでもいいのかとも思いながら、何かより会長のためにできないかと考えていた久しぶりの三連休の週末であった。

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