『ひとり』
ひとは、生まれたときも死ぬときも『ひとり』。
ひとりぼっちというのは切なく、そこから立脚することで
こみあがってくる感覚がある。
音楽でいえば、バンドも『ひとり』の集合。
家族も『ひとり』の集合。
みんながいるという安心感が欲しくて、バンドを組んだり家族になったりしてもいいことはない。
頼るのは『ひとり』であることのそれぞれの自覚の上にないといけないものだと思っている。
熊本にある、PEANUTS RECORDSは、今年の3月に17周年を迎えた。
http://www.peanutsrecords.com/
熊本市というローカル都市に、レコードを中心とした音楽カルチャーを集積して、届け続けている。
オーナーの井手さんとは、2000年代初頭に、新宿DISKUNIONで同じフロアで一緒にともに働き、あれから約20年、ずっとつながっている。
レコード屋の夢を形に、それを続けることの尊さ。
CDやレコードというコンテンツの衰勢と首都圏型の人口状況からの劣勢の中、ローカル都市で息吹を吹き続ける大変さは、想像以上な気が勝手ながらしている。
しかしながら、愛する地元でそのことが出来ている羨ましさ、逞しさ、偉大さに胸をうたれながらの、念願のこらぼれーしょん。
音楽は、人生を番狂わせさせる力がある。
小さなレーベルで作られた音楽が、遠くの国に届く。
名もなきアーティストの音楽が、届いた人の暮らしに彩りやパワーをあたえる。
音楽を聴いていけば、BANKURUWASEはいつだっておこせる。
PS(これって最近も使われているんだろうか)
劇団ひとりって、すごい覚悟のあるタレントだと毎度思う。
インスタもよければ覗いてみてください!
https://www.instagram.com/ban.kuruwase/
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