見出し画像

流刑囚の映画千夜一夜物語~番外編『ギャラクシー・クエスト』(’99米)

 私流刑囚がその時々で見た映画を紹介するコーナー。番外編となる今回は『ギャラクシー・クエスト』(’99米)

本作の5点満点評価は…

コンセプト…3点
カメラワーク…3点
ビジュアル…3点
脚本…4点
総合評価…3.3点


 うん、まあ普通におもしろい映画だとは思うけど…特にこれといってコメントするようなこともない、というのが正直なところ。

 脚本はよくできています。序盤からの伏線が終盤にかけてしっかり回収されていく。ややご都合主義的なところはありますがそれを言い出したらコメディなんて成り立たないわけで。

 この映画、元ネタはスター・トレックシリーズらしいが自分はこのシリーズを一作も見たことないのでそういう意味では消化不良かもしれない。元ネタに多少なりとも馴染みがある場合は色々見方も変わってくるのかも、と思ったり。

 ちょっと書くことがあまりにもないのでここからは本作のアマゾンレビューを参考に所見を述べていこうと思う。

Amazon.co.jp: ギャラクシー・クエスト (字幕版)を観る | Prime Video

>ニモイだっていつまでも"Live long and prosper"とか言って中指と薬指の間を開ける役ばかりじゃなくて、もっと役者としての幅を広げたかったんではないかと。(スパイ大作戦とかコロンボにちょっと出てましたけどね)

 なるほど。確かに一つの「当たり役」ばかりをずっと続けていくのは役者にとっては不本意なのかもしれない。まあ役者の大半は当たり役の一つもなく終わっていくと思われるのでそれでもまだ恵まれているとも思うが。

>シガニー・ウィーバーの胸のジッパーが段々下がっていくように、
虚構と現実が次第に一致して本物になっていく感じが何度見ても面白い。

>[エイリアン]然り、[アバター]然り、そして、この映画と、
シガニーが出ているSFは、間違いなく出来がいい!

 なるほど、確かにシガニー・ウィーバーはそういう点で演技の幅が広い。名優と言えるのでしょうな。

 まあこうしたレビューにもあるように全体としては王道なエンターテインメントをやっているので万人に広くおすすめできる作品と言えそうです。CGに関しては20年以上前の作品ということもあり今見るとややチープな面がないとは言えませんがやはり細かいことを気にせず楽しめる作品だと思います。

 うん…書くことがないので困っていますが決してつまらない作品ではないです。バーフバリなんかよりはよっぽど面白いですし。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?