私の感情
家族で石垣島に行った。1週間。キャンプ場でキャンプしながら泳いだり、ドライブしたり、波照間島を自転車で周ったり。久しぶりに家族で長い時間過ごした。
本当に久しぶりだ。
その間に私の感情は壊れてしまったのだろうか。旅へ行く前のワクワクも、旅の最中のウキウキも、なんていうか「弱い」。前はもっと、ふとした瞬間に旅のこと考えてワクワクしていたし、旅の間も笑いが止まらなくなるほど楽しんでいた気がする。
楽しくないわけではない。初日に大好きな友人と会って、嬉しかった。あと、夕食の買い出しが楽しかった。そして、楽しんでいる子供達の顔を見ているのが幸せだった。
スペシャル感がないのだ。
まるで石垣で普通に日常を過ごしているような感じ。
海を見ながら今年スキーして最高によかった日のことを思い出してる始末。
私の日常に、ワクワクやウキウキやドキドキといった感情を使い過ぎているからだろうか。息子の不登校や転校、旦那と娘との別居生活など、この1年間色々なことがあって、元々ポジティブな私だけど、些細なことをものすごく幸せだと思えるようになってしまった。毎日が感動の日々だ。
日頃、大好きな友人に囲まれているし、夕食の買い出しは楽しいし、そして子供達の楽しんでいる顔を見て幸せを感じている。満足している。
今日、娘は中学校の入学式で、息子は四年生になった。
朝、息子は6時に起きて、朝ごはんを食べて、学校の準備をしてランドセルを背負って迎えに来てくれた友達と一緒に登校した。それが私にとってどれだけスペシャルなことか。
そして、「行かない」と言い張っていた中学校に、娘は行くことを決めたのだ。私も旦那も何も言わなかった。娘が自分で行くって決めた。その入学式が午後から始まる。もう、ドキドキが朝から止まらない。
ああ、私は石垣島で、感情の休暇を取っていたのかも知れないな。
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