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いつか晴れるさ WISC-IVを受けてみた

 小3になって週1〜2回学校に行くようになった息子。新しい担任の先生が熱心に息子を学校に誘ってくれているのと、サッカー少年団には行きたいから。
「学校は楽しくない。」らしい。そうだよね。一度嫌いになって行かなくなった場所なんだもの。

 巡回訪問で児童相談所の方が町に来て、町の勧めで息子はWISC–Ⅳというのを受けた。

 相談所の方がいうには息子は、型の概念があまりなくて、自由にしていいと言われたら型を超えてパワーを出してしまう。でも決まりを作ったり制限をしたりするとちゃんとしなくちゃという気持ちが強くなってしまって縮こまってしまう。
「疲れますよね。」
相談所の方がポツリと言った。
「学校ではすごく一生懸命で見ていて疲れそうだと思いました。」担任の先生が何度か言っていたのを思い出した。そういう意味だったのか。

 じゃあ型だらけの学校で、息子はどうしたらいいのだろう。型だらけの社会で、息子はちゃんと生きていけるのだろうか。つい、先のことをうじうじ考えてしまう私。

 せっかくの大型連休も、今日は雨風が強くて外に出られず、でも午後からは晴れ予報。掃除したり、トランプしたり、本読んだりしながら午後を待とうか。

 息子の心も私の心も、嵐を窓から見ている感じ。ただ、じっと今は晴れを待つ。

 いつか晴れるさ。


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