見出し画像

全員に好かれようと思わない


最近、私が勤めている日本語教育機関で、学生からの授業評価を受けました。

いいコメントもあれば、もちろん悪いコメントもありました。

新人教師なので、本当に至極まっとうな意見だったと思うので、全て受け止めました。

悪いコメントに関しては、反省すべき点が見えたという、プラスの材料に変えていこうという気持ちになりました。

しかし気がついたことは、悪いコメントを一つ読んでしまうと、良いコメントを得たことを一瞬にして忘れてしまうということでした。



この経験を通して、現代社会の闇を見たような気がします。

私自身、全く有名人でもインフルエンサーではないので、匿名のアンチコメントを多数もらった経験はありません。

しかしこんなことが毎日のように続いている有名人のことを想像すると、息をするだけでつらい日々だろうと思いました。


特に最近では『推しの子』でそのようなテーマが取り上げられていて、本人が受けるダメージは計り知れないものであると痛感したのです。

特に若者であればなおさら、心の傷が深まるばかりだと感じました。


私は有名人になりたいわけではありませんが、今後このような多数のアンチコメントに遭遇しないとは限りません。

1億総SNS時代であるので、いつ他人の恨みを買ってしまい、多くの人からたたかれる日が来てもおかしくないと思っています。


そんな時に心得ておきたいことは、全員から好かれる必要はないということです。

どんな人でも、2割は自分のことが好きで、2割は自分のことが嫌いだという言葉を聞いたことがあります。

つまり、全員から好かれるのは、はなから無理な話なのです。


だから、アンチのために時間を割くのは、もったいないですね。

その時間を自分や好きな人のために使って、有意義な時間に変えたほうがいいと思います。



しかし、人から好かれる努力は続けた方がいいとも思っています。

自分を好きな2割の人に好かれ続け、信頼され続け、応援してもらい続けるために、自分のできる努力はすべきだと思います。

今では彼氏や親友たちと長い間良好な関係を保っていますが、これは、お互いに努力し続けた結果だと感じています。

親しき中にも礼儀あり、これは本当に忘れてはいけないんだと、26年の人生で学びました。



ってな感じで、なんか人生わかったようなことを言っていますが、いつかは自分が闇の中に落ちてしまうかもしれません。

そんな時に、頼れる人が隣にいてくれるような人生にしたいと思います。


読んでくださりありがとうございました🙇

この記事が参加している募集

私は私のここがすき

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?