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停電にも動じないタイ人

毎週通っている近くのスーパーで突如停電が起こりました。

スーパーといっても、生鮮食品コーナーや肉、飲み物類を冷やす部分などの一部は停電しておらず、お菓子類など他の一部のコーナーの電気が消える程度でした。

しかし、隣接しているコーヒー屋さんやパン屋さん、電化製品コーナーまで、突如真っ暗になってしまったのです。

すぐ戻るかと思いきや、復旧までにはしばらく時間がかかりました。

(と言っても20-30分くらい)

こんな時、日本では一大事となり、ニュースになることもあるでしょう。

電力会社の説明責任が問われ、謝罪を行う場を設けることもあります。

株などに影響することも大いにあり得るかもしれません。


しかし、タイ人は冷静でした。

珍しくて、真っ暗な店内の様子を写真を撮っている人がいました。

パン屋さんで平気な顔で食事を続ける人もいたり、レジが使えなくても現金で買い物を続ける店もありました。

各々明かりがある場所に避難するのではなく、暗い場所に居続けて、自前のスマホのライトを使って作業を続けるスタッフやお客さんが多く見られました。

誰も騒いだり、イライラしたり、泣き喚いたりしません。


そんなタイ人の姿を見て逞しさを感じました。

そもそも電力が当たり前にあるわけではありません。

停電が起こったからと言って、それは電力会社の責任とは捉えず、起こっても仕方がないことだと捉えている人が多いことがわかりました。



何か不具合があると、誰かに責任を押し付けたくなる気持ちはわかります。

ただ、その怒りやイライラの矛先を、電力会社に向けるのはおかしいことだと間接的に教えられたような気がします。


もっと気楽に生きられる社会だと生きやすいですね。


読んでくださりありがとうございました🙇‍♀️

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