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「本」ってやっぱり最高だよね、というお話

おはようございます、まるこです。

♦「抽象」の力を磨くには、やはり読書!

読書のチカラってすごい。

どんなにYouTubeやNetflixなどの動画コンテンツが出てきても、
InstagramやTikTokなど視覚に訴えるSNSが出てきても、
それでも、ずーっとずーっとなくならない。

本って、文字しか並んでない。

動画コンテンツと違って、文字の向こうに思い浮かべる情景は
読み手によってひとつひとつ異なる。

私は、イマドキの小説は、色々細かく説明されすぎていてあまり好きではない。
どちらかというと、最初は「なんだこれ!?」って思えるようなものが好きである。

例えば、『すばらしい新世界』(オルダス・ハクスリー)

これなんかは、SFの古典的作品なんだけど、すべてが「管理」されている未来世界を生きる人と、未開の地を生きる野人との交わりが、もんのすごく、想像力を掻き立てられる。

・私は、今、新世界と野人とのどっち側にいるんだろう?
・もし全てが管理されるようになったら私たちはどう思うんだろう?
・いや待てよ、もしや、既に管理され始めてる部分もあるんじゃないか?

ちょっとヒヤっとした気分を味わいたい方には、ぜひ読んでいただきたい。

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♦︎「人・本・旅」

そして、昨日読了した出口治明さんの『還暦からの底力』。

Room to Readでのボランティア活動の際に
講演に来てくださった出口さんと出会い、
それ以降、私とは友達になるはずのないようなお方なのに
Facebookでつながっている。

彼が、どのご著書でも言われているのが「人・本・旅」という三大要素。

典型的なサラリーマンの生き方「メシ・風呂・寝る」をしていたのでは
定年後、スカスカの人間になる。
(そもそも出口さんは、同書で「定年」廃止を提案されている)

では、どうしたら、一度きりの人生を、「メシ・風呂・寝る」に支配されずに過ごせるか?
そこで「人・本・旅」が登場する。

・年齢の隔てなく多くの人と交流する
・たくさんの本を読む(特に古典。生き残ったものからは、やはり普遍的に学ぶものがあるのだ。リンディ効果…)
・旅で、いろいろなものを目にする。

今、コロナウイルスの影響もあり、「人」に出会うことと「旅」することは自由に行うことのできないものになってしまったけれど、「本」だけは、誰にも止められていない。

思う存分、「本」を楽しみたい。


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