見出し画像

【自由と権利の方法】アンチワクチンのトラッカーが自由を求めて5千台?カナダの国会議事堂周辺を占拠。

今、カナダで一番ホットなニュースが#Freedom Convoy 2022

カナダ・アメリカ間はコロナで最悪の状況になったサプライチェーンを危惧してトラックの運転手だけはワクチンなしで国境を通過可能だった。

しかし、コロナ拡大を受けてトラックの運転手も越境にワクチン義務付けとなった。

これを期に、トラッカーの半ワクチン派が大反発。今回の騒動につながった。

トラッカー達の主張は「自由と権利」。今回の抗議活動はワクチン義務化が発端とはなったが、カナダ政府に対する自由と権利の全体に対するものであると声明を出している。

現在の状況とはいえば、カナダ中からこの主張に賛同するトラッカーが国会議事堂を目指して1月29日土曜日に国会議事堂に集結。彼らはしばらくそこを動く気はなさそうだ。

アメリカで黒人のフロイド氏が白人警官に殺害されて、一大抗議運動になったのを覚えている人も多い事だろう。

今回のカナダのトラック野郎達の抗議活動騒ぎも完全にあのノリである。

ブラック・イズ・マターも今回のカナダの抗議活動も「ノリ」などと呼んではならないことは分かっている。

しかし、覚えているだろか?アメリカで抗議活動が半ばお祭り化し、一部の荒くれ者が商店街を破壊したり、商品を略奪したりの問題がた違ったのを。

カナダは世界で最も他人に気を使う人種と言われている。そんなカナダなので破壊や略奪は起きていない。

しかしながら、首都オタワは数千台のトラックで交通マヒ、アイドリングを誰も止めないので真っ黒な排ガスが充満、抗議の為にホーンを鳴らすので周囲の住民は騒音に悩まされ、議事堂集結に間に合わなかった者はアメリカ・カナダ間の国境通行をトラックで妨害。

報道機関はカナダ国営放送を含めて中立の立場を取りながらも今回の「FreedomConvoy2022」には冷ややかな言葉でニュースを伝えている。

「FreedomConvoy2022」の主催者は、50,000台の車両が参加と主張している。しかし、平均的なトラックとトレーラーの長さは23メートル。これが並ぶと50,000が1,150キロメートルに及ぶ。

50,000台がホンダシビックだけで構成されていたとしても、そのラインナップは230キロ。カナダは広いけど、それはありえない・・・

「主催者盛りすぎだろw」と思ったのが一番の印象だった私は、本当に意識が低いバカだと自覚した。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?