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35日目 禁酒最終日

 この記事のマガジンタイトルにもあるように、30日の予定の禁酒でしたが、禁酒日は34日に及びました。なぜ34日目まで続いたのかそれには理由があります。

1,ストレスが一つ減りつつあるのを感じた。

 毎日お酒を飲んでいた日はお酒が飲めない事自体がストレスになっています。
 お酒が飲めないストレスを解消するベストな方法は
「お酒を飲むこと」です。
 アルコールの呪縛囚われていない方からすれば、バカなの?と思われるかもしれませんが、事実です。
 お酒を飲まない日を続けることができると、なんと数日でお酒を飲めないストレスが軽減されていく事が実感出来ます。しかし、もちろん30日程度の禁酒ではお酒が飲めないストレスは完全には消えません。それでも軽減されたのは確実に実感できます。

2,またストレスを増やすのか?と心配になる。

 アルコールを飲めないストレスが軽減されたということは、再飲酒でまたストレス枠を増やすということになります。他にもストレスの種がくすぶっているのに更に増やすのはバカらしいとちょっとだけ思うようになります。

3,敵をまた陣地に入れるの?

 アルコールを自分の敵と仮定しましょう。30日以上アルコールという敵を自分の体に入れるのを力いっぱい防いでいた事になります。
 再飲酒を始めるということは敵を味方の陣地に招き入れるということです。
「週に一回だけ飲むことにするか。」
 ということは、戦争している敵に対して
「週に一回だけ敵を陣地に入れて暴れさせてみるか?」
 と同じ事です。そんなバカな国があるでしょうか。それがあるのです。どの国かと言うとアルコール依存症に首を突っ込んだ私という国です。

 以上の理由から当初の予定よりも数日長く断酒を続けました。そして36日目にしてアルコールという敵を体に迎え入れてみました。

 久々に飲むと不味く感じるという意見もありますが、私は最高に美味しかったです。脳の発する喜びのドーパミンが出ているのが分かります。そうするとどうなるか。

 そうなのです30日断酒の初日にもどります。飲んだ次の日は一大決心をして、再び断酒に望まなければなりません。

 週末だけ飲もうと思ったら一週間に一度、断酒しなければならないというストレスがあなたを襲います。

 毎週ストレスを感じながら週一のアルコールで得られる束の間の喜びを感じるか。完全断酒するかそれはあなた次第です。


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