対立、衝突 ~バート・ヘリンガーの洞察~

内なるビジョンが私たちと対立や衝突する何かを示す場合があります。
ある人物、あるグループ、ある状況、ある出来事、あるいは特定の運命などです。それは私たちを悩ますかもしれません。 これらのビジョンは私たちの内なる旅にも付随しており、しばしば旅を中断させます。
対立のビジョンは外側からの物理的な手段によって、阻害が起こらないようにするために何かできると私たちに思わせます。

しかし、それは効果があるでしょうか? 外側からの試みによって、内なる旅で私たちと対立しているように見えるものを弱められるでしょうか、それともそれはもっと激しく私たちに抵抗するのでしょうか。

特定の人物や出来事が私たちと衝突していると思えるなら、私たちはいとも簡単に一つの幻想を作りだします
「神は私たちに反対している。もしくは運命が私たちに抵抗している。
運命、それは全てを取り仕切る巨大なエネルギーだ。望もうが恐れようが、それは私に抵抗するのだ」

何かが私たちと対立し衝突しているように見える場合はどうすればよいのでしょうか?
私たちはその存在(対立しているように思える何か)を自分の一部として認め、最終的には私たち自身の為にそれらを明らかにすることになります。それは属する集団、そして達成したい目標のためでもあります。

このような旅の中断の後に、道がどこにつながっていくのかわかりません。 また、あらかじめ予想していたとしてもどこにつながるのかわかりません。

そして、旅の中断の後はいっそうの注意が必要です。 最も重要なことは、運命の力に見捨てられているという考えを手放すことです。
実際、どんな人にでも運命の力は常に結果を現します。人々が運命に心を開いているか閉じているか、同意するか抵抗するかは関係ありません。

内なる旅で対立や衝突のビジョンにとらわれている時、私たちはどうするべきでしょうか?
私たちは対立や衝突のビジョンを乗り越えて行くのです。そして、"運命"、この何か究極の力の前へたどり着き、静かに居ます。その力を観て、私たちは一切の万物の中に在る運命からの関わりを体験します。

#セラピー #人間関係 #瞑想 #ファミリーコンストレーション




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