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コンサルタントを効果的に活用するための5つのポイント

コンサルタントの「質」を見極める重要性

まず、コンサルタントには良い人もいれば、そうでない人もいます。決してすべてのコンサルタントが優れているわけではなく、玉石混交な業界です。コンサルタントの国家資格として認められているのは「中小企業診断士」ですが、実はこの資格を持っていない優秀なコンサルタントも多く存在します。大切なのは、資格の有無よりも、あなたのビジネスに具体的な価値を提供できるかどうかを見極めることです。


1. コンサルティング会社の種類を理解する

コンサルタントにもさまざまな種類があり、目的や専門分野によって分かれています。例えば、以下のようなタイプがあります:

  • 総合型コンサルティング会社:経営全般に対応し、あらゆる悩みに対してサポートを提供する。

  • ネット集客専門:Google、業界系予約サイト、宿泊業ならじゃらんや楽天トラベルなどのプラン作成やページ構築を行うネット系コンサル。

  • 公式HP集客支援:公式ホームページの制作やSEO対策に特化した会社。

  • 会計・帳簿対応系:会計や税務に強みがあり、経営数値をもとにアドバイスを提供。

  • 建物修繕・デザイン系:設備改修やデザインリニューアルを中心に行い、集客力アップを目指す。

まず、自社の課題やニーズに合った専門性を持つコンサルタントを見つけることが大切です。


2. 自社の課題を明確にする

次に、現在抱えている課題や不足している部分を具体的に洗い出すことが重要です。多くのコンサルタントは万能ではありませんし、すべての分野に精通しているわけではありません。「売上が上がらない」という漠然とした悩みではなく、「なぜ売上が上がらないのか?」を少しでも具体化することで、的確なアドバイスが得られやすくなります。

もし、自分でも課題がわからない場合、まずはそれを相談してみるのも一つの手です。多くの経営者が、「本当の悩みが何かもわからない」という状態からスタートしています。


3. ネットで情報収集し、問い合わせをしてみる

インターネットで「〇〇業界 コンサルティング」などと検索すると、数多くのコンサルタント会社がヒットします。気になる会社が見つかったら、問い合わせてみましょう。可能なら複数社に相談して比較するのも良い方法です。コンサルタントは、経営を共に考えるパートナーでもありますので、しっかりとしたリサーチが必要です。


4. 具体的な提案を求めてみる

コンサルタントに問い合わせる際には、具体的な改善案を求めてみましょう。もし回答をもったいぶるような対応であれば、別の会社を検討する方が賢明かもしれません。信頼できるコンサルタントであれば、1~2時間の面談で方向性を示してくれるでしょう。

経験豊富なコンサルタントであれば、無料相談でも一定の改善案を提示してくれるはずです。提案内容に納得できれば、その先の本契約へと進むかどうかを判断できます。


5. 実際に会って話すことの重要性

コンサルタントは、ビジネスのパートナーであり、長期にわたって会社の成長をサポートする存在です。最初に会った時に「この人なら信頼できそうだ」という感覚を持てるかが大切です。直接会って話すことで、信頼関係が築けるかを判断し、長期的なビジョンを共有できる相手かどうか見極めましょう。


最後に:コンサルタントは「頭脳」、実務の一部ではない

コンサルタントは、あくまで経営者の視点でアドバイスを提供する「頭脳」の役割です。実務的なサポートスタッフとは異なり、経営者と同じ視点で課題に取り組むため、社内の一員として共にビジョンを描くパートナーとして活用することが重要です。良いコンサルタントを見つけることで、経営の新たな道筋が見えてくるでしょう。


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