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ゲームや漫画のモデルから学ぶ世界史

世界史を勉強したいと思うようになったきっかけ

私は高校生のとき、世界史が得意ではありませんでした。何に役立つか分からなかったし、シンプルにあまり興味がありませんでした。

高校1年で世界史の授業がありましたが、センター試験(今では共通一次試験ですが)では、初めから世界史を選択しない予定だったので、余計に真面目に勉強していませんでした。

そんな世界史苦手の私ですが、26歳になった現在、世界史を知っていると、ゲームやマンガをより楽しめるということに、最近気付きました。

きっかけは、漫画ワンピースの考察系ユーチューバーの「ドロピザ」さんです。

考察系ユーチューバーの「ドロピザ」さんとは?

僕はワンピースは大好きですが、ワンピース考察動画はこじつけが多く、正直あまり好きではありませんでした。
しかし、ドロピザさんの考察はこじつけという感じがしません。なぜなら、他の人と比べてエビデンスがハンパないからです。

彼は地理や世界遺産に詳しく、ワンピースに登場する街や建物のモデルを紹介しています。また、世界史や神話にも詳しく、登場人物のモデルとなっている人物や物語も紹介しています。

例えば、ワンピースにウォーターセブンという島が登場しますが、ここはイタリアのヴェネツィアを舞台に描かれています。
ウォーターセブンは、川沿いに石造りの家が並んだ街並みになってますが、これはヴェネツィアそのものですよね。

引用:https://publicdomainq.net/venice-canal-0019416/

他にもウォーターセブンにはガレーラ・カンパニーという造船会社がありますが、この辺りもリンクしていて、実はヴェネツィアは元々一つの国で、巨大造船所で有名な国だったそうです!

めっちゃ面白いですよね!ベネツィアのそんな所まで描いていたなんて、全く知りませんでした。

他にも、ドレスローザはスペインをベースに描かれてます。ドレスローザ宮殿は、グラナダにあるアルハンブラ宮殿にそっくりです。
しかし、ドレスローザにはコリーダコロシアムというスタジアムが登場します。この見た目はイタリアのコロッセオに似ています。
さらに、キャベンディッシュの出身地であるロンメンではビックベンが映り込んでいたり、イギリス要素も含まれています。

スペイン、イタリア、イギリスの要素が含まれることから、実はドレス・ローザはローマ帝国が舞台ではないかとドロピザさんは考えています。
そして、ドレスローザの黒幕の一人にシーザー・クラウンがいたが、初代ローマ帝王がcaesar(カエサル)で、英語読みだとシーザーになるというところでもつながっています。尾田先生、凄すぎる…!

こんな感じで背景知識があれば、ワンピースをもっと楽しめることを最近になって、初めて知りました!

ポケモンSVのスペイン要素を考えてみた

話が変わりますが、先月、「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」が発売されました。私はポケモン好きなので今作も購入しましたが、今回は、舞台モデルを考えながらプレイすることにしました。

どうやら今作のパルデア地方は、スペインを舞台にしているらしいですが、僕が現段階で気づいたスペイン要素はこんな感じです!

  • 南2番エリアのオリーブ畑にミニーブというポケモンが出現

  • ボウルジムのジムテストで、広場にいるキマワリ(ポケモン)を10匹集めてくるというミッションがあった。(アルデンシア地方のひまわり畑要素)

  • 主人公が通う学校の形がサグラダファミリアっぽい。

  • 主人公が通う学校にグエル公園っぽいところがある。

・・・すいません。こんな所しか見つけられませんでした。
誰でもわかるような要素ばかりで恐縮です。今後、ゲームを進めていくなかで良い発見があったら、こちらで共有したいと思います!

まとめ

こんな感じで、ゲームや漫画を通じて世界史や地理を学ぶのは楽しいし、リンク付けて記憶できるから忘れにくいので、一石二鳥ですよというお話でした。
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