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クラウドワークスを卒業した話と決意表明みたいなもの

クラウドワークス経由の仕事を、すべて辞めました。
ってTwitterでつぶやいたら、めちゃめちゃ「いいね」押してもらいました。

私はWebライターをはじめて1年になります。
最初に仕事をいただいたのはクラウドワークスでした。画像説明文を記入するような仕事です。文字単価は1円(手数料引いたら0.8円)でした。

未経験のwebライターにしては、比較的まともな仕事だったと思います。
クライアントは親切で、FBも丁寧。コピペ率についても、このクライアントに教えていただきました。

コピペチェックとか知らない状態で仕事をはじめたので、人の文章のコピペはしないけど、「自分の書いた文章の前後を入れ替える」ことはやってました。(自分のならいいだろうと思ってた)
前後入れ替えたくらいでは、だめですよ。ってことを教えてくれたのは初期のクライアントです。今思えば、初心者すぎてほんと申し訳ない……。

慣れてきて、まとまった量のお仕事もいただけましたし、私の収入の半分以上、このクライアントに依存していました。

そこから少しずつ、別のクライアントとのお仕事(ブログ記事など)も増え、私の文字単価は1円から2円へと上がっていきました。

このまま努力を続けて、経験を積んでいけば、2円から3円、4円、5円……と上がっていくと思っていました。

ところが、うまくいきません。

高単価のお仕事をいただいたら、低単価の案件とチェンジしていこうと思っていました。しかし、クラウドワークスで仕事を探しても、1円以下の仕事ばかり。1円なんて、私の中ではすでに低単価なのに、仕事がとれない。焦りがつのります。

Webライターの市場価値が下がっている、とひしひし感じます。
20記事500円なんて信じられない仕事もあります。でも、受注する人がいる限り、これが当たり前になっていくでしょう。

一度でも「20記事500円」なんて恐ろしいものが棲みついてしまった媒体の末路とは、どのようなものでしょうか。
私には、明るい未来は想像できません。

私は、文字単価での仕事をやめる決意をしました。
ライターとして「原稿を書く」仕事を目指すことにしました。
そのために、お世話になったクライアントのお仕事を辞めることにしたのです。

ド素人の私を育ててくれて、大変感謝しています。
でも正直なところ、画像説明文では、ライターとしての成長は見込めない。
親切な方でしたが、安いWebライターを多数抱えているクライアントでもありました。私はすでに卒業すべきだったのでしょうが、ついつい、居心地の良さに甘えていたのです。

使いまわしのきく低単価Webライターではなく、一本の記事を作るクリエイティブなライターになりたい。

「あなたに依頼をしたい」
そう言っていただけるライターになりたい。

そのために、クラウドワークスを卒業しました。


不思議なもので、低単価の案件をやめたとたん、記事単価でのお仕事にお声がけいただきました。

「自分で決めて、宣言する」

これはとても大切なことかもしれません。

クラウドワークスを名指ししてしまいましたが、低単価が多いのは、ランサーズでも同様です。
ただしランサーズは、「パッケージ出品」という機能があるので、私はそれだけ利用しています。

今後は企画の持ち込みや、取材にも挑戦するつもりです。

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