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六本木と赤坂の周辺、日本の闇集まりすぎ問題③


六本木と赤坂のお散歩企画第三弾です。前回は暴力の事務所から政治家O所有のマンションまで歩きました。第三回はプチエンジェル事件の現場から暴力団Dの事務所まで。

A.プチエンジェル事件現場 B.赤坂氷川神社 C.幽霊ビル跡地 D.朝青龍バトル現場   
  E.暴力団I事務所 F.大手芸能事務所J G. T軍団事務所 H.暴力団S会事務所跡地      
  I.大手芸能事務所B J暴力団D事務所                           

A.プチエンジェル事件現場

現在は取り壊されてホテルになっています。

前回の最後に取り上げた政治家Oが所有していたマンションのほぼ隣のブロックにあるのがあの陰謀論界の大真打「プチエンジェル事件」の現場です。あまりにも有名すぎる事件なので、知らない方はググって下さい。被害者の未成年少女は犯人の隙を見て現場から逃げ、近くの花屋に逃げ込みました。その後犯人は何故か突如自殺してしまいます。さらにその後バックに政治家など有力者がいるのではないかと調べていたジャーナリストが東京湾に浮かんだりと、今だに語り継がれる事件です。ちなみに隣の建物はあのバッキ―事件(検索注意!)を起こしたAV会社の本社が入居してました。

B.赤坂氷川神社

神社の中に住む・・ロマンがありますね。

プチエンジェル事件の現場から西に5分ほど歩くと、東京ミッドタウンの裏、赤坂氷川神社にたどり着きます。徳川吉宗の時代からある由緒正しい神社ですが、私が行った時には敷地内に某保守派の論客S氏の憲法改正に関する講演会の告知があったりと「結構政治色出すタイプの神社なのかな?」と思いました。後でしらべてみたらなんとS氏はこの敷地内のどこかにお住まいだそうです!神社に住むなんて風流ですね!S氏はゴリゴリの保守派としてテレビに出演されていますが、昔は薬害エイズ問題を追及するリベラルなジャーナリストだったり、統一教会関係の行事で講演していたり、韓国のテレビ局にKCIAのスパイ扱いされたり多彩な一面を持たれた方です。

C.幽霊ビル跡地

意味深な看板・・今は六本木7丁目計画という形で再開発が進んでいます。

赤坂氷川神社から南西に11分歩くと六本木の交差点です。このあたりに再開発が進んでいる工事現場があるのですが、工事が始まったのが最近で中々手付かずのまま空き地や駐車場状態が続いていました。なぜならずっと不動産や地上げ屋などの各勢力がシノギを削っていたからです。もとはと言うとここは第一回で取り上げた暴力団T会の創設者Mが、堅気の世界に進出するために建てたTSK・CCCターミナルビルという建物が建っていました。Mは芸能界や政治家に太いパイプを持っていたのであらゆる人がこのビルに出入りをしていました。野球選手のN嶋さんやタレントのD夫人、A元首相のお爺さんのK元首相、某新聞社のNツネ・・。特にMに可愛がられていたのが女優のM田Y子だったようです。しかしMの親分Kがロッキード事件で逮捕されたあたりからMの力も弱まりはじめ段々とテナントは縮小、1990年代からは「幽霊ビル」と呼ばれるようになりました。そしてMがこの世を去った2002年からMの債権者に競売にかけられ、その後10年続く泥沼の地上げ争いが始まることになります。あくまで噂ですが、朝鮮総連本部ビル売却問題で逮捕された公安調査庁長官とか、リーマンブラザーズとか、大手子役プロダクションTの創設者とか、日本中の闇の勢力が集結していた様です。そして色々紆余曲折を経て2011年に住友不動産が土地を取得し、最近やっと開発が始まったとのことです。あらゆる魑魅魍魎を押しのけてこの場を収めた住友不動産がもしかしたら一番怖い存在かもしれませんね・・。

D.朝青龍バトル現場

この辺は怪しいクラブだらけで昼歩いても怖いです・・

幽霊ビル跡地沿いの大通りから路地に入って少し進むとナイトクラブが集まっている一角があります。ここにかつてあったFというクラブ。ここは2010年に当時の横綱朝青龍が反グレ集団K連合の幹部を殴って騒動になった現場です。酔って暴れていた朝青龍をオーナーのKが止めようとした、という完全に朝青龍が悪い事件なのですが、結局朝青龍はこの問題の責任を取る形で大相撲を引退してしまいます。またKは2011年に今度は自分が暴行事件をおこして逮捕されており、登場人物全員クズな事件です。余談ですが私は当時そんなに真剣にニュースを見ていなかったので、相撲協会に無断でサッカーをした罪で辞めさせられたと勝手に勘違いしていました。

E.暴力団I事務所

今日なんか路駐多いなあ・・黒い車ばっかりだし・・・・

クラブFの場所から大通りに出て西に少し進むと、東京ミッドタウンが見えてきます。通りをはさんでミッドタウンの向かい側に位置しているのが東京の大手指定暴力団I会です。大概のヤクザはY組かS会かI会の傘下にあるのでニュースとかで名前は聞いたことはあるかと思います。大手なので政財界にもコネクションがあり、政治家のハマコーはここの組員だったとか、大手物流会社S急便やあのセクシー大臣の父K元首相との関わりも噂されたことがあります。今は分かりませんが昭和はコンプラ意識が薄かったため他の政治家もバリバリ関わってたと思います。最近ではここの元組員が町田のネットカフェでY組傘下の組員を射殺したりしていました。タピオカ屋や高級食パン屋などに手を出してカタギとの境界線が分からなくなっている昨今ですが、まだまだ恐ろしい存在であることは間違いない様です。

F.大手事務所J

BBCの記者が門前払いをくらってキレてた場所

前述の組事務所から外苑東通りを西に進むと分岐があり、そこを右に進むと乃木坂があります。乃木坂の名前の由来は日露戦争で活躍した陸軍大将の乃木 希典がこの近くに住んでいたことから。この乃木坂の頂上付近に位置するのが大手芸能事務所Jです。2023年にBBCのドキュメンタリー番組が「ユー、やっちゃいなよ」で有名な前社長のホモショタセクハラ疑惑を取り上げてから大騒動に発展しました。国連や日本政府まで巻き込んで絶賛炎上中なのは説明するまでもありません。余談ですがこの建物はもともとソニー・ミュージックのビルで後からジャニーズが移転、今は共同で使っている様です。乃木坂46はソニーミュージック所属のアイドルなのでスタジオの場所からその名前がつけられました。地下鉄の乃木坂駅にはファンの方が作った応援ポスターがたくさん貼ってありました。

G.T軍団事務所

殿不在でどれくらい続くものやら・・

J事務所から乃木坂を下って9分ほど歩くと赤坂の繁華街に入ってきます。雑居ビルが立ち並ぶ一角にあるのが国民的コメディアンであり世界的ヤクザ映画監督、そして伝説のクソゲー「たけしの挑戦状」の作者で有名なビートさんが所属していたオフィスKです。今はビートさんは社長と大喧嘩(バカヤロー!!おい!!刀持ってこい!!とかアウトレイジもびっくりの音声が流出してました)して出て行ってしまったので実質T軍団の事務所となっている様です。T軍団は静岡のヤクザの息子とかガチ右翼団体の元構成員が混じってたりするので反社の濃度だけで言えば吉本より上です。完全余談ですが秋頃公開予定の「首」楽しみです。

H.暴力団S会事務所跡地

今はもう移転して、ビルの取壊しが始まってます。

オフィスKから歩いて一分ほどで関東最大勢力をほこる指定暴力団、S会の総本部跡地があります。向かい側の高台からはテレビ局のTBSが見下ろしています。現在は新宿に移転したらしく、ビルの取り壊しが始まっていますが警察に届け出ている住所は依然として赤坂の住所の様です。ここの六代目組長の甥っ子は「ミニにタコ」で有名なあの人です。過去のニュースを見ると特殊詐欺で検挙されているケースが多いですね。暴排法もありますから、大手になればなるほど犯罪の内容は地味になっていくのかもしれません。

I.大手芸能事務所B

めちゃくちゃ地味なアパートです。ここは登記だけでダミーなんでしょうか・・

先ほどの組事務所からTBSを横目に坂を登っていくと大手芸能事務所Bがあります。ここの社長のSは芸能界のドンと言われており、J事務所がBBCと国連にやられた今芸能界の闇最後の砦といって過言ではないでしょう。SはハマコーK島S朗運転手から成り上がり、あらゆる中小の芸能事務所を傘下に収め、女芸能人を抱き歯向かう者は容赦なく干してきた・・・と週刊誌には書かれています。某有名ロックバンドGは危うく干されかけたけど後述の暴力団Dの力を借りてなんとか生き延びたという噂もあります。この事務所に銃弾が撃ち込まれたことがあり、それがDの仕業だなんて言われたりしたこともあったそうです。

J.暴力団D事務所

ヤクザ、おまわりさんを呼ぶ

大手芸能事務所Bから北に三分歩いた所の坂を下っていくとS会傘下の暴力団Dの事務所があります。ここは2017年に事務所前で組員が血だらけで倒れて死亡。それを見つけた組が警察を呼ぶ、という珍しい事件がありました。赤坂警察署は坂の上にあるのでおまわりさんも歩いて来れたと思います。結局盗んだ金の取り分か何かで揉めてそうなった様ですが、テレビ局や繁華街の近くの裏路地でゴロっと死体が転がっていたかと思うとゾッとしますね・・・

次回はゴリ押し事務所OからTBSテレビを訪れます!!


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