キツーいフィードバックとどう向き合うか。対処法を紹介します
こんにちは。ライターの馬場です。
今日は「キツいフィードバックをもらったときにどうするか」についてお話ししたいと思います。
Webライターならだれでも一度くらいは、赤字だらけのフィードバックをもらったことがあるのではないでしょうか?
私も経験があります。Webライターをはじめて半年ほどのときに、かなりキツいフィードバックをもらって、ショックで夜も眠れませんでした。
この記事をお読みになっているアナタは、今まさに「辛辣なフィードバックをもらって泣きそう」「私にはライターなんて向いていないのかも」と悩んでいるのではないでしょうか?
安心してください。ライターならだれもが経験のあることですし、そもそもフィードバックは「あなたの文章をもっとよくするためのもの」であり、あなた自身を否定するものではありません。
今回は私自身の経験をお話ししながら、キツーいフィードバックと向き合う方法を紹介したいと思います。
赤字だらけのフィードバックが戻ってきたときは
ドキュメントを開いたら、修正コメントだらけで直視したくない……っ!
このような経験、私も一度や二度ではありません。Webライター3年目の現在でも、あります。
とにかく、まず一度ざっくりとフィードバックを読んで、全体を把握しましょう。
赤字だらけでもひとつひとつ修正していけば、いつかは終わります!
簡単にできる部分から修正していきましょう。
その中で、以下のようなフィードバックがあればメモをしておきます。
このようなフィードバックは、ライターを成長させてくれる良いフィードバックです。ぜひメモをしてしっかりと自分のものにしてください。
辛辣なフィードバックに傷ついたときは
「もっとよく考えて書け」
「下手すぎて意味がわからない」
……これ、実際に私がもらったことのあるフィードバックです。
言葉の厳しさに傷つきましたし、「もっとよく考えて書け」と言われても修正の方法もわかりません。半泣きになりながら修正を提出しましたが、結局はディレクターに全文書き換えられ、案件終了となりました。
当時はどうすることもできずにSNSで愚痴をこぼし、ライター仲間に励まされ、なんとか心を回復させることができました。
意外とみんな同じようにキツいフィードバックをもらった経験があり、「私だけじゃないんだ」と思うと少しだけほっとしたのを覚えています。
具体性のない修正指示をして暴言を吐くだけのフィードバックなら、そのディレクターからは離れていいと思います。受注した記事を納品し終わったら、別のお仕事を探しましょう。割り切りも大事です。
まったく修正がないというのも考えもの
キツいフィードバックは誰でも嫌ですよね。できたら修正なしで一発納品、即完了といきたいものです。しかし、まったく修正がないというのも考えものです。それはなぜでしょうか。
修正なしで納品となった原稿があれば、公開されたものを確認してください。ほんとうに1文字も修正されていませんか?
軽微な修正であれば良いのです。ライターに修正指示をするよりも編集側で直した方が早いでしょうから。ですが、構成がゴッソリ入れ替えられていたり、原型とどめていなかったり……そんなことありませんか?
「修正があるなら、言ってくれればいいのに……」
と思いますよね。
ですがディレクターからすれば「なんでこの忙しいのに、ライターの成長のためにいちいちフィードバックしなきゃいけないんだよ!」って心境でしょう。
たたき台を書くだけのライターとして扱われ、単価を下げられるか、そのうちサヨウナラ〜となるでしょう。
そうならないためにも、公開後の記事をチェックすることが非常に大切です。もし修正されていた場合は、ドキュメントに自分で修正しておきましょう。そうすると、なぜ修正されたのかが見えてくるかもしれません。
単にディレクターの好みという場合もありますので、疑問に感じたら質問してみるのもおすすめです。
フィードバックはあなたを否定するものではない
厳しめのフィードバックをもらったときには、落ち着いてひとつひとつ修正をしていきましょう。フィードバックの中で文法や文章の流れについて指摘があれば、ぜひメモをして次回に活かしてください。
残念ながら、Webディレクターの中には経験が浅く、高圧的なフィードバックをする人もいます。もし人格を否定するようなフィードバックをされたときは、納品後にそっと離れることをおすすめします。成長のため! としがみついても、あまりいいことはありません。自分自身の心とよく相談してください。
良いフィードバックをいただくと、自分の原稿が見違えるほどよくなります。文章は書けば書くほどうまくなりますから、フィードバックを恐れずたくさんの案件に挑戦してほしいと思います。
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