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"ベイビーアイラブユーだぜ"!

note公式さんの記事に、チョコレートと音楽に関するものが出ていたので、これに乗っからない手はないぞといそいそ記事を書いている。

ギフトを準備しながら、あるいはチョコレートをむしゃむしゃしながら是非とも聴いてほしいのは、「新世界」である。
といっても、ドヴォルザークのではなくて、私の最推しBUMP OF CHICKENの曲のことだ。
この曲は2019年に、大手人気お菓子メーカーロッテ社の、創業70周年記念アニメーションの主題歌として制作された。タイトルは曲の中に出てくるフレーズで、それがそのままこのアニメーションのタイトルにどどーーんと使われている。
この「ベイビーアイラブユーだぜ」というフレーズ、無茶苦茶キュートでキャッチーでしょ。
アニメーションもまさにちょっとくすぐったいような、きゅんとするような、男の子と女の子の出会いが描かれている。

※なおこのアニメーション、製作陣がものすごく豪華である。テレビアニメが好きでよく見るよ、という方は、知った名前ばっかり!となるかもしれない。是非、ロッテさんのページを見ていただくことをお勧めしたい。

ロッテ70周年記念サイト

で、この「新世界」。
"ベイビーアイラブユーだぜ"というフレーズから、ラブソングのように思える方も多いだろう。アニメーションも「恋なの!?恋が始まっちゃうの!?」という感じのストーリーですしね。
確かにおおよそラブソングで間違いないと思うが、対象は恋人に限らない。
人ではない姿をした家族かもしれないし、推しかもしれないし、一つのことを一緒に打ち込む仲間かもしれないし、その打ち込むものそのものかもしれない。その人その人の、世界の見え方が変わっちゃうような大事な何かに対するラブソングなのだ。ちなみに私がこの曲を聴いていて一番思い浮かべたのは、去年うまれた子供のことだった。「君と会ったとき 僕の今日までが意味をもらったよ」という出だしを含めて、歌詞があんまり優しく重なるので、子供を抱っこしながらべそべそ泣いてしまった。

バレンタインデーは、日本だとなんとなく「女性から男性へ愛を伝える日」という印象が強いけれども、「恋人や親しい人に贈り物をする日」という文化のところもあるんだとか。
つまるところの愛の日なので、バレンタインデーには大事な存在のことを想いつつ、「新世界」を聴いてみてくれたら、私が大変幸せである。


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