中華風コーンスープ
が、好きだ。
いつどこで飲んだのが初めてだったのかは覚えていないが、大人になってからなのは間違いない。
多分ランチか何かで入った中華屋さんにあったのだと思う。セットメニューかコース中の一品だったか。少なくとも、自分で意図して注文したものではない。それまでの私にとって、"コーンスープ=コーンポタージュ"だったし、ちょっと味の想像がつかなかったからだ。
そういうわけで、完璧に食わず嫌いの状態で対峙したわけだけれども、これが美味しい。これ以上上手い表現が見つからないのが申し訳ないところだが、ちゃんと中華でちゃんとコーンスープなのだ。中華風たる理由はおそらく、鶏ガラなんかの中華料理でよく使われる出汁と、ごま油によるものだと思う。ふわふわの溶き卵と、水溶き片栗粉のとろみで、意外と優しい飲み口なのも嬉しい。
このスープ、ある時急に家でも食べたくなって調べてみたところ、実は結構簡単だった。
材料だけざっくりいうと
・水
・コーンクリーム
・中華スープの素
・卵
・ごま油
以上である。
あとは味を整えるのに塩胡椒も使うかな、くらい。手順も極論、「混ぜて熱してかき玉にして、ごま油で香りつけたらおしまい」くらいの勢いなので、彩りにネギを使わなければ、包丁を使わずに完結するのもありがたポイントだ。
参考にしているレシピのリンクを貼っておくので、もし興味が湧いたら作って食べてみてほしい。
暦の上では春とはいえ、まだ夜は冷えますのでね。あったまりますよ。
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