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にじゅうごぶんのご

今日2/11は建国記念日だ。
そして、私が今最も敬愛するバンド、BUMP OF CHICKENの結成記念日でもある。
ヴォーカル&ギター藤原さん、ベース直井さん、ギター増川さん、ドラムス升さんの4人で初めてステージに立った日だそうだ。それが1996年で、今年で25周年になる。すごいよねぇ、四半世紀!それだけ長い間、生まれてくる音楽と真摯に向き合って届けてきてくれた。
きっとだからこそ、彼らの音楽のリスナーは本当に世代幅が広い。10代20代の方も多いから、結成時、もしくはメジャーデビュー時でさえ、まだ生まれていないよーという人も沢山いるだろう。

私が初めて、彼らの音楽とパフォーマンスにちゃんと触れたのは2016年、ちょうど結成20周年の年だった。といっても、ライブで見事に撃ち落とされたのが7月なので、正しくは5年に少し足りない。結成から25年という長い長い道のりの、わりと今に近いところからお邪魔していることになる。

この5年弱の間、BUMP OF CHICKENの音楽と、彼らの音楽を真ん中に出会った人たちに、沢山沢山支えてもらってきた。
私は、藤原さんの書く、BUMP OF CHICKENの音楽は、だいぶ現実的だなぁと思っている。過去も未来も、殊更にうつくしいものとして扱われることがない。良くも悪くも、今日は昨日の、明日は今日の続き。それを「これでもか!!」と思い知らされた。
それでも私にとって、彼らの音楽はあたたかくてやさしい。歩いてきた道が、今の私を作っている。誰かと比べてやらなかったこと、出来なかったことを後悔したり、後ろめたく思うこともある。でも、できたこと、できるようになったことだって沢山ある。だからこそ今ここにいて、出会えた人も沢山いる。そうでしょう?と気づかせてくれた音楽だ。

彼らの音楽にちゃんと出会ってから大体5年。
長いようであっという間で、そのあいだに、持ちきれないほどのいとおしい記憶をもらった。
時間とともに、少しずつ鮮明には思い出せなくなっていっても、誰にも何にも汚されない、傷つかない、私の真ん中で私を動かす、大事な大事なものだ。

本当のありがとうは
ありがとうじゃ足りないんだ
(supernova / BUMP OF CHICKEN)

もらってばかりでどれだけ返せているんだろう、どうしたらありがとうが届けられるだろう、言葉じゃどうやっても足りないんだよーーと思いながら、せめて情報の海へ、こうして思うことを託してみる。
様々な困難が落ち着いて、また一緒の、新しい記憶を作れることを、その日が遠からぬことを祈りながら。

藤原さん、チャマさん、増川さん、升さん。
BUMP OF CHICKEN結成25周年、おめでとうございます。
みなさんの音楽が、みなさんが大好きで、そのことを誇らしく思います。
この先往く道に、多くの笑顔と実りがありますように。

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素敵な流れ星のヘッダー画像は、許可をいただき、あさひな。さんにお借りしました。
あさひな。さんの流れ星シリーズ大好きだ!!
心から感謝申し上げます。
あさひな。さんの素敵なイラストも拝見できるTwitterはこちら→@asahina_waki2

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