見出し画像

推しができて人生が変わった話

友人が「人生を変えたバンドの話。」という記事をnoteに投稿しているのを見て、私も私もー!と思ったので全力で乗っからせてもらおうと思う。
※ご本人より許可をいただいています、念のため

#いまから推しのアーティスト語らせて のハッシュタグに投稿させてもらった通り、私の推しはBUMP OF CHICKENというバンドである。
彼らの音楽に出会ったことで、私の人生は大きく変わった。と思う。
いうてそんな、ねえ。「人生が変わった」なんて大げさなと思われるだろうが、変わったんですよ。そりゃもう、結構大きく。
分かりやすいところで言えば、もしも彼らの音楽に出会えなければ、前述の友人と知り合うことも(おそらく)なかったし、note自体も(これまたおそらく)始めていない。「こんな発信ツールがあるよー」とnoteの存在を教えてくれたのもまた、BUMP OF CHICKENの音楽を真ん中に出会った友人なのだ。

せっかくだから、私とBUMP OF CHICKENの出会いについて話をさせてほしい。
彼らの音楽に「ちゃんと」出会ったのは3年と少し前、2016年のスタジアムツアー「BFLY(バタフライ)」だ(トップ画像は、その時に撮った日産スタジアムの写真)。
「ちゃんと」と書いたのには理由がある。本当ーに一番最初に出会ったのは、おおよそ殆どの方と同じく"天体観測"である。BUMP OF CHICKENというバンドのことはよく知らなくても、天体観測という曲のことは知っていた。テレビからも街中の有線からも聴こえて、CDを借りた覚えがないのにある程度歌えてしまうほど、めちゃくちゃ流行ったのを覚えている。でも、そこまでというか、それだけだった。ものすごくハマったわけではなく、だから特に他の曲を聴いてみるわけでもなく。

実を言うと私は、そんな状態を何度も繰り返している。
2016年のライブは、私が自分でとったチケットではない。前述の2人とは別の友人が、同行予定の方の都合がつかなくなってしまったと誘ってくれたものだ。で、ライブの予習にと殆どのCDを私に貸してくれたわけだが、聴いてみると知っている曲が結構あるのだ。映画の主題歌だったり、CMソングだったり、誰かが好きでカラオケで歌っていたり。
それどころか、自分から進んで「あ、これは好きだ」と思ったものもばっちりある。2014年に初音ミクとコラボレーションした"ray"、同じく2014年に羽海野チカ先生の漫画「3月のライオン」とコラボレーションした"ファイター"。ファイターに至っては、当時3月のライオン読者ではなかった友人に対して、いかにこの歌が物語と丁寧に重なっているのか、それに自分がどれだけ感動したのかを暑苦しく語ってしまったほど大好きな曲だ。なのに。ああ、それなのに、ここでもまた私は、それ以上突っ込まずに通り過ぎているのだ。

そして時は流れて、2016年夏。
初めて見たライブで、私はすっかり彼らに惚れ込んでしまった。
予習用にと借りたCDから、声も歌詞も音の作りも、実は大変好みなことがわかっていた。それを生音で体感できてしまったこともそうだが、もう本当に、ライブがとにかく楽しかったのだ。そして、始まってから終わりまで、本当にただただ幸せな時間だった。彼らのライブについてのレポートには、度々「多幸感に満ちた」という表現を目にする。それをいきなり目一杯に受け取ってしまった。そのときはまだ、彼らのファンとは呼べなかった私でさえ、である。
かくして見事一日、いや3時間弱で心臓ど真ん中を撃ち抜かれた訳だが、そうして倒れ込んだ先が底なし沼となったのには別の要因がある。ライブに誘ってくれた友人から、勧められるがままに聴いた彼らのレギュラーラジオ番組「PONTSUKA!!(以下"ポンツカ"で記載します)」。これがいけない。本当にいけない。
周りに話すと割と同意してもらえることだが、ライブ映像ないしMVでの彼らは、どちらかというとクールそうな、格好いいイメージが強い。最近の、テンポの速い楽曲は特に。
で、このポンツカ。放送時間が日曜日の27時(月曜日深夜3時)ということもあって、ものすごーくユルい。肩肘張らずにやる、というスタイルらしく、だからこそこの曜日時間帯は絶対に譲らないし、他の時間帯にも移らないと放送内で度々断言している。
この番組を聴いて特別何に驚いたって、いきなりお爺ちゃんになったり、子供の頃声が高かったらしいメンバー(※)の真似をし始めるのだ、一番クールそうに見えるボーカル藤原さんが。(※ギター増川さんのこと)
それ以外にも、明らかに何かもぐもぐしていたり、途中参加するメンバーがいたり、謎の寸劇や空想語り趣味語りが始まったりなどなどまぁ自由なわけだけども、リスナーからのお便りへの反応とか、ライブや音楽制作に関するお話とか、4人の人の善さ仲の良さがとてもよく分かる。
ライブMCでも知った彼らのあたたかさお茶目さに、四者四様の個性がプラスされて伝わってくるのがこの番組で、私はつまり、パフォーマンスの格好良さと、それ以外のところのギャップにやられてしまったのだ。
なおこの番組、bayfmさんにてもちろんオンタイム放送も聴けるが、放送後1週間オンデマンド配信もしてくれているので、もし気になったら聴いてみてほしい。
bayfm「PONTSUKA!!」

出会いの話が長くなってしまったが、そういうわけで推しができた私は、驚くほどアクティブになった。
間が開くだろうと思われた次のツアーが翌年の2017年に行われ、初めて自分でライブのチケットを申し込み、人生初の遠征のために初めて自分一人で泊まる宿の予約をし、行ったことのなかった土地にも行った。
彼らの音楽について色々言いたいがためのツイッターアカウントも作成した。そこから、年代も住む土地も様々な友人ができた。人生が変わったというポイントの中で、これが一番素晴らしくて大きなことだと思う。いろんな場所で、色んなことをしている人と繋がりが持てること、大人になってから友人ができることはとても貴重でありがたいことだ。
そして、だからこそ私はここにいて、結構な熱量を持ってこの記事を書いているのだから。

ちなみに、彼らの"虹を待つ人"という曲に、こんな歌詞がある。

そのドアに鍵はない
開けようとしなかいから 知らなかっただけ
初めからずっと自由
(虹を待つ人)

この記事を書いていて、ああ、まさにこの通りだったなぁと思う。
いい大人になるまで、一人で遠くまで出かけたことがなかった。その目的もなかったといえばそうだけれども、なんとなく、特に結婚してからは、誰かにダメだと言われるような気がしていた。実際には、家族は快く私を送り出してくれた(この点は本当に家族に感謝している)。

前述のポンツカでも雑誌等のインタビューでも、リスナーが彼らの音楽に勇気をもらった、力をもらったという話をすると、「それは、そういう風に受け取ったあなたの力だ」という。
そう言ってくれることはとても誇らしいことだけれど、それでもやっぱり、私の人生が変わった大きくて確かなきっかけは、BUMP OF CHICKENというバンドと、彼らの音楽なのである。


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

また頑張ります‎‎(و´-`)ノ
31
子育て中アラフォーの会社員です。お話のようなものを書いてみたり、頭の中の考えをあれこれ綴ったりしております。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。