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憧れの場所

#一度は行きたいあの場所 というお題を見て思い浮かんだのは、「ライブハウス」だった。
もうちょっと言うと、大好きなバンド、BUMP OF CHICKENのライブハウス公演だ。
そりゃ、行ってみたい場所、そこに立ちたい景色がないわけではない。遠い異国の街並みも、白い砂浜とエメラルドブルーの海も、そこに沈んで行く夕陽も、満点の星も、空を渦巻く光の帯も見てみたい。でも、今一番行きたいところかと言われるとちょっとぱっとしない。行きたい場所、と言われると今はこれしか思いつかない。
公式さん、意味合いが違ったらごめんなさい。

ライブハウスでの公演は、2016年に私が彼らの音楽に惚れ込んで以来、2度のツアーで行われている。(ヘッダー画像は、2017-18年のツアー「PATHFINDER」のもの)。
一度目は仕事の都合がどうにもつかず、応募自体を諦めた。その時のライブレポートや、映像化されたものを見て、あまりの距離の近さと、大きな会場とはまた違った熱に「次は行ってみたい!」となったものの、非常に、もう本当に心底残念ながらチケットが取れなかった。何せ、何万人と入る会場をいっぱいにできるバンドの、2〜3000人規模の会場のライブである。倍率がえぐいのだ。

憧れを強くしている理由はまさにここにもある。
例えば、旅に関してはお金を貯めて休みを確保すれば行けるかもしれない。もちろん、その景色をいつまでもみられるとも、自分や家族が元気でいられるとも限らないわけだが、一応できることはある。
チケットの入手は完全に運で、こればかりはもう努力のしようがない。自分にできることといったら、申し込みを忘れずにすることと、そのときの情報入力を間違えないことだけ。手を伸ばしても届かないから、途方もなく遠いものに思えてしまう。

この先も彼らが音楽活動を続けてくれて、ライブハウスでのライブもやってくれて、色んな意味で自分の体が動かせるなら、いつかは行けるのだろう。それでも、その時間空間を体感したひとの話を聴けば聴くほど、「いつか」が少しでも早く来ることを願わずにはいられない。
だからもう一度言っておこうと思う。言霊って言葉もあるしね。

BUMP OF CHICKENのライブハウス公演に行きたい!
必ず行く!!

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