見出し画像

【元適応障害】「世の中にはもっと辛い人がいる。」はぁ?

自己紹介

こんにちは。バナボ千尋です。
僕は社会人2年目に適応障害で休職し、3カ月で復職したサラリーマンです。
現在も適応障害やその他精神疾患に悩む方に向けて、克服のヒントとなるブログを書いています。

僕自身のリアルな体験談は以下記事に書いていますので、気になる方は読んでみてください。

母の腰痛

実家に帰省しました。
母が腰痛に悩んでいるそうです。

数年前から様々な対処をしてきているようですが、なかなか治らないので聞いていておもしろいです。

・整骨院
・マッサージ
・パーソナルジム
・自律整体
・鍼治療
・電磁波治療
・お祓い

もう何店舗足を運んだのでしょうか。
かわいそうに。
すべて適当に店を選んでいるわけではなく、腰痛仲間の紹介でちゃんと実績のあるところに行っているそうです。
それにしてもお祓いって笑

そしてこの間とある整骨院で精密検査を行ったところ、「特に悪いところはない」と言われたそうです。

そして、母は路頭に迷っていました。
精密検査をしてくれた先生が、「正直この検査で皆さんどこか痛みの原因がわかるんですよ。だからまだマシな方かもしれませんね」と言っていたそうです。

母は「痛いもんは痛いんだから、お前もいっぺんなってみろ」と思ったそうです。

僕はその話を聞いて大爆笑してしまいました。
かわいそうに。

適応障害の症状

適応障害の症状も人それぞれです。
共通なのは原因が特定のストレスであることくらいでしょうか。
そのストレスも千差万別ですよね。 

僕は休職期間もそこまで長くなりませんでしたし、今も再発していませんから、適応障害ってそんなに重い病気ではないと思われているかもしれません。

精神的に苦しくて精神科に行くとだいたい適応障害と診断されるって聞いたことありませんか?

僕はそれを聞いたことがあって、なんとなく病院に行きづらかったのを覚えています。
実際そうなのかもわかりませんが、だからといって適応障害ってメンタル弱い人のマークだよねと思われたらたまったものじゃありません。

「うつ病ではないんだよね?私の友達でうつ病の子いるけど、まだそれよりはね、、」
優しさの言葉ではありますが、軽く捉えられている感は否めません。

とはいえ、適応障害を経験した人にしかその辛さはわからないと思います。
言葉で伝えようともなかなか伝わるものでもないし、見た目も特に変わりませんからね。

僕が母を笑うように、あなたも周りから馬鹿にされたり笑われたりするかもしれません。

気にしないでくださいね。
適応障害、辛いですから。
あなたは馬鹿にされるような人ではありませんよ。
ちゃんと、その特定のストレスに弱い理由があるだけですから。

適応障害を軽く見ている人たち


彼らに気を遣えとは思いません。
母の腰痛の話を笑うなと言われても、面白いので難しいです。
僕、腰痛の辛さあんまりわからないですし。

わからないものはわからないのですから。
何もかも規制。コンプライアンス遵守。
堅苦しいですよ。

僕自身ね、適応障害で休職すると家族に伝えた日から「テキオくん」とイジられるようになりました。

最初は考えられない!と思いましたが、まぁそんなものですよ。

ただ、偏見によって社会的な不利益を被ることがあってはなりませんから適応障害という病気を広めていくことに意味はあると思っています。

あなたのサポートで僕の活動を応援してください! 適応障害は年々増加傾向にあります。しかし、その病気についてはまだまだ知られていません。症状が改善しても悩んでいる人はたくさんいます。僕は実体験からこの病気について発信し、適応障害に悩む人々の安心できる社会を実現したいです。