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【Z世代サラリーマンの適応障害体験談⑫】復職成功!僕の正直な気持ち。決して職場環境は良くない。

復職直後の体調

適応障害の発症から休職までの流れについては過去記事をお読みください。

僕は約3ヶ月の休職を経て復職しました。

所属部署は異動になり、苦手な上司とは一切顔を合わせていません。
復職直後の朝は下痢をしていました。
会社に近づくほど緊張感が増していく感覚もありました。
休養を経て元気になったと思っていてもそんなものですね。
1週間くらい経てば身体も慣れてきて、体調も改善しました。

仕事は業務内容がアプリケーション開発からシステム保守・運用へ大きく変わったことから教育も含めてかなりゆっくりしたスタートでした。

人事から最初の2ヶ月は残業なしという勤務形態条件もあり、安心して復職できました。
ただ、最初の2ヶ月は意識的に業務負荷を下げられていましたから、このままな訳はないだろうなぁという不安もちょぴっとありました。

復職から2か月後の変化

復職して3ヶ月目、残業制限がなくなり業務量も通常通りに戻ってきました。
残業時間は10時間ほど。

それなりに心がざわざわすることも増えてきました。
しかし、休職前と明らかに違うことがありました。

1つは休息の質。
仕事以外の時間は仕事のことを考えず、リラックスした自分に集中できるようになりました。

2つ目は周りが気にならなくなったことです。
仕事中周りで怒られている人や、不機嫌オーラを出している人は今の職場でもいますが、良い意味で自分には関係ないと精神的な距離を置くことができています。
自分の作業にも集中でき、有意義な時間をつくれています。
期待以上の仕事をするつもりは一切ないんですが、効率が上がることで結果的に成果物の質も上がっています。

僕は無意識に周囲を気にする人みたいなので、職場ではちょっと不愛想メンタルくらいがちょうど良さそうです。
うちに溢れる愛情やサービス精神は自分にとって大切な人や活動にたっぷり注ぐことにしました。

今後の適応障害との付き合い方

復職後、職場が変わって今の職場が最高!という訳ではありません。
疲れるなぁ、気遣うなぁと感じる場面は都度あります。

そんなときは心の距離を置いて深呼吸し、気にしない。

引っ張られる自分がいるんだなぁと思う程度です。

現在も抑うつ症状が完全になくなることはないですが、そんな自分とこれからも生きていこうと思っています。

あなたのサポートで僕の活動を応援してください! 適応障害は年々増加傾向にあります。しかし、その病気についてはまだまだ知られていません。症状が改善しても悩んでいる人はたくさんいます。僕は実体験からこの病気について発信し、適応障害に悩む人々の安心できる社会を実現したいです。