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【Z世代サラリーマンの適応障害体験談④】職場のストレスで適応障害?社内の人間関係の真実

僕の仕事について

僕の仕事内容については以前の記事に記載していますので、まだ読んでいないかたはこちらをお読みください。

所属していたアプリ開発チーム

僕の所属するチームはNさんという40代プロジェクトマネージャーが管理するチームでした。通称Nチーム。
Nチームは少数精鋭で、優秀な4名のエンジニアが揃っているという特徴がありました。そこに2年前僕を含む新人エンジニアが3名加入しました。
チーム配属後に先輩から聞きましたが、Nさんは「なんで新人が3人も入るんだ、ちっ」と面倒くさがっていたそうです。
僕以外の同期の2人は情報系学科出身の生粋のプログラマーでした。趣味はオンラインゲームで休みの日は自作したPCで1日中ゲームをしているそうです。2人でよくゲームの話をしていました。僕はゲームをやらないので、話を聞いてもよくわかりませんでした。

チーム内での僕の役割

研修を終えた僕たち新人がプロジェクト加わり、半年以内に先輩エンジニア3名が退職しました。
そしてNチームはマネージャーのNさん、先輩エンジニアのFさんと新人3人の5人体制となりました。
30代後半プロジェクトリーダーのFさんは温厚な性格で僕たち新人エンジニア3人の面倒をよく見てくれていました。
先輩エンジニア3名の退職とプロジェクト進捗の関係で中国人の派遣プログラマーが4名追加になり、僕は急遽サブリーダーを任されました。
2年目の僕がサブリーダーに就くのは異例でしたが、チャンスだと思い業務に取り組んでいました。

苦手だった上司

僕はNさん(マネージャー)が苦手でした。
よく舌打ちをする方で、常にイライラしていました。
僕がミスをすれば指導が入るのは当然ですが、「本当にわかってる?」という最後の確認が僕の心を締め付けました。
とはいえ、プライベートな話をする機会や業務以外の世間話をする機会を少しずつ作ろうと心がけました。人間的な繋がりができると2人の間柄も変わってくるだろうと思ったからです。
Nさんの機嫌が良いときは話が盛り上がることもありましたが、発する言葉の棘や尖った考え方から僕はどんどんNさんのことが苦手になる一方でした。
プロジェクトの忙しさと比例してNさんのストレスは増加し、僕はNさんのアイコンを見るだけで息苦しくなるようになってしまいました。

この話を友人に共有すると、上司が酷かったと全員言います。
確かに不機嫌オーラを出す人は良くないと思います。
「自分の機嫌は自分で取れ」と心底思っています。
しかし、そういうタイプの人は無意識であり、その人にとってはそうするしかないんですよね。幼稚園生の男の子がおもちゃ売り場でひっくり返って泣き怒っているのと同じ現象に思えます。
僕はその上司をおもしろ話として友人に話したり、深く関わらないように意識していました。

それでも彼と出会って1年半が経つころには手が震えるほどのストレスを蓄積してしまっていました。

あなたのサポートで僕の活動を応援してください! 適応障害は年々増加傾向にあります。しかし、その病気についてはまだまだ知られていません。症状が改善しても悩んでいる人はたくさんいます。僕は実体験からこの病気について発信し、適応障害に悩む人々の安心できる社会を実現したいです。