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休職中趣味がオススメだが、趣味って怖い。

自己紹介

こんにちは。バナボ千尋です。
僕は社会人2年目に適応障害で休職し、3カ月で復職したサラリーマンです。
現在も適応障害やその他精神疾患に悩む方に向けて、克服のヒントとなるブログを書いています。

今日のテーマは「趣味」です。
趣味は心を軽くする効果があり、お休みのときは積極的に行うことをオススメします。
しかし、あなたは自分の本当の趣味が何だか自覚しているでしょうか?

僕自身のリアルな体験談は以下記事に書いていますので、気になる方は読んでみてください。

趣味とは何か?

あなたの趣味は何ですか?
スポーツ、芸術、ライフスタイル。
この質問の答えは無数にあるでしょう。

この質問を答える場面は、初対面の人に自分を伝えることを目的としている場合が多いでしょう。

そのため、自分の中でちょっとウケが良さそうなものを選んで提示しているような。

僕は趣味とは、人に理解されず、少し恥ずかしいものであると思います。

僕の趣味は

カフェ巡りです。
今までも結構な数のカフェに行きました。

自分からカフェに行くようになったのは中学2年生のころでした。
イギリス生まれ帰国子女の杉ちゃんと仲良くなってからです。
杉ちゃんと初めて遊んだときに「バナボ、コーヒー飲める?カフェ行こうぜ」と言われたときは衝撃でした。
うちは毎朝両親がコーヒーを淹れていて、子供の飲み物は特に用意してくれなかったので、自分の飲み物はカフェオレを作って飲んでいました。
中学くらいからだんだん冷蔵庫から牛乳を取ってくる作業が面倒になってブラックで飲むようになりました。美味しいとは思わなかったけど。

「飲めるっちゃ飲める」
「ここのコーヒー美味いよ」
杉ちゃんと一緒にタリーズに入り、本日のコーヒーを一緒に頼みました。

僕はコーヒーの美味い不味いがわかる杉ちゃんがかっこいいなぁ〜と思いました。
「イギリスは小学生も普通にコーヒー飲むよ」
やっぱイギリスは違うなぁ
西洋の文化を知った幕末の武士もこんな気持ちだったのだろうか。

そこから数年後にはすっかりコーヒーが大好きになり、家の近くの吉祥寺周辺、大学近くの自由が丘周辺、会社近くの渋谷周辺のカフェはざっと行きました。
ちなみにお気に入りは吉祥寺のLIGHT UP COFFEEです。ここの浅煎りは特別フルーティーですよ。ワンコと一緒に入れるのも嬉しくて、休職中はよく散歩で寄りました。

趣味に没頭している人はどこか怖い

カフェ巡りと聞くと、雑誌やSNSのイメージからオシャレな趣味だなと思う方もいらっしゃるかと思いますが、僕は別におしゃれでもなんでもないと思います。

確かに雑誌はおしゃれで、素敵です。
僕はmina、FUDGE、POPEYEの写真が好きで、カフェに行ってはカメラでそれっぽく撮って、それっぽく編集して遊んでいます。

仕事ならまだしも、プライベートでこんなことを1人でカフェに行ってやってるんですよ。
1日2件か3件周ったりして。

はっきり言って、コーヒーの味はどこも大して変わりません。
特徴は違えど、僕全部好きだし。全部美味しい。。
ガトーショコラ、チーズケーキ、スコーン。
スイーツでさえ、どこで食べても美味しいです。

旅行に行ってもです。
箱根でカフェ。那須でカフェ。金沢でカフェ。
店に入ってから東京とやっていることが変わらないじゃないかと気付きます。

ただ、休みの日に予定がないと無意識にカフェに行って写真撮って編集してる自分がいます。
落ち着くんです。

最近は自宅で常にカフェミュージックをスピーカーで流しています。
家のインテリアをカフェ風にしています。
たまにはっとするのです。
僕は意味もなく何をやっているのかと。

あなたにも無意識に時間をかけていることがあるはずです。
それが趣味だと思います。
僕は定期的に筋トレをしたり、アニメを見たりしますが、それはどこか人生を充実させようという意識を持って取り組んでいます。
カフェに関してはなんで行っているのかわかりません。

今、僕はこのブログをタリーズで書いています。
飲み終わったカップの内側に目をやると、Taste the Defferenceという文字が出てきました。

Sorry. I can't.

杉ちゃんはイギリス英語なので、上記の英語を「ソーリー. アイ カント.」と言っていました。

「発音、キャントじゃないの?」
「あー。いや、カントだべ」

その時も僕はかっこいいなぁ〜と思ったのを覚えています。

あなたのサポートで僕の活動を応援してください! 適応障害は年々増加傾向にあります。しかし、その病気についてはまだまだ知られていません。症状が改善しても悩んでいる人はたくさんいます。僕は実体験からこの病気について発信し、適応障害に悩む人々の安心できる社会を実現したいです。