【経験者が語る】必要な休養期間とは?休養が一番難しかった。
自己紹介
こんにちは。バナボ千尋です。
僕は社会人2年目に適応障害で休職し、3カ月で復職したサラリーマンです。
現在も適応障害やその他精神疾患に悩む方に向けて、克服のヒントとなるブログを書いています。
僕自身のリアルな体験談は以下記事に書いていますので、気になる方は読んでみてください。
休養期間とは?
休養期間とは、抑うつや不眠などの適応障害の症状が改善するまでの期間のことです。
適応障害で休職した方は、以下の順序で復職します。
① 休養(休職前期)
② リハビリ・復職準備(休職後期)
ここで言う休養期間とは、休職中の①の時間を差し、②は含みません。
休養が難しい理由
僕は休養が苦手でした。
休職直後は、罪悪感からか仕事モードがなかなか抜けません。
チームメンバーが困っている様子が、チャットから伝わってきます。
そして、数日休むと、早く次の仕事を見つけなければという焦りが生まれます。
今の職場に戻れないとすると、この先どうしていこうか。
仕事を変えるとなると、プライベートも含め考えることがたくさんあります。
家族や友人は、ゆっくり休んでねと優しい言葉をかけてくれます。
でも自分は心の中で「あなた、働いてるやん。僕、働いてないやん」と言ってなかなかストレートに受け取れません。
本来、休養期間は何も考えず、リラックスして、エネルギーを充電しなければいけません。
振り返ると休職直後の僕はこれができていなかったなと思います。
休養期間終了の目安
僕は1ヶ月ほどゆっくりすると、
「そろそろほんとに働きたいな」
と思ってきました。
生活リズムが整うのはもちろんのこと、
誰かに声をかけてもらわずとも、自分の中から活力が湧いてくる感覚がでてきます。
それが休養期間終了の目安です。
僕の先輩は適応障害で6ヶ月休職していました。
休養期間も僕よりももっと長かったはずです。
深刻度や休養状況など複数の要因によって実際の休養期間は異なるのでしょう。
何か価値のあることをしなければと思う気持ちは痛いほどわかりますが、焦って行動しても、何も良いことはありません。
定期的に自分を観察しましょう。
焦っているならば、リラックスと言葉をかけてあげてください。
落ち着いた心に活動の火が付いているならば、行動してみてください。
まとめ
休養期間は症状の深刻度によって変わります。
目安は上記の通りです。
もしあなたが今、不安感や抑うつに苦しめられているのなら、無理せずゆっくりしてください。
その後の生活のことは心配いりません。
元気が出てきてから、行動した方が結果的に良くなります。
深呼吸。深呼吸。
チル。チル。
ゆったり。
あなたのサポートで僕の活動を応援してください! 適応障害は年々増加傾向にあります。しかし、その病気についてはまだまだ知られていません。症状が改善しても悩んでいる人はたくさんいます。僕は実体験からこの病気について発信し、適応障害に悩む人々の安心できる社会を実現したいです。