心の傷に気づく3つのヒント
心の傷とは
適応障害をはじめ、精神疾患の原因の多くはストレスにあります。
しかし、同じようなことをしていてもストレスを感じない人と過度に感じてしまう人がいるのはとても不思議なことです。
僕が適応障害で休職していたときは、
「同期3人いて、なんで僕だけ休職するほど病んでしまったんだろう」
とよく考えていました。
人にはそれぞれ、「弱点となる状況」があると思っています。
適応障害の場合、特定の環境からのストレスによる発病が多いため、
僕の場合、前の職場の何かが僕の弱点に値し、精神的ダメージが蓄積したと考えています。
弱点というのは、
無意識にある心の傷であり、そこを刺激されるとどんなに社会的な功績を残してきた人でもあっという間に弱ってしまうものでしょう。
僕の心の傷については以下記事で詳しく書いておりますので、良ければお読みください。
心の傷に気づければ、自分なりに対策が取れるわけでありまして、
今後の生活の不安はなくなります。
まぁしかし、心の傷は無意識に自分に根付いているものですから、なかなか気づくのが難しいものです。
この方法は僕自身もこれからもゆっくり考えていきますが、現時点での経験からみなさんに共有できることを記載しますね。
1. 夜がチャンス
僕は夜に自分でもハッとする本音が出ることが多いです。
同棲前はよく彼女と寝る前に電話をしていました。
最初は今日はどうでした?みたいな話から入るのですが、だんだん眠くなってきて何を喋ってるのかわからなくなってくるんです。
そういうときに、
まとまっていない考えがまとまったり、
ぼんやり自分の中にあった悩みが浮き彫りになったりして、
すっきりします。
電話ではなく、
日記を書いたりしても良いかもしれませんね。
無理に構成をまとめたりする必要はありません。
眠くて頭がぼーっとした状態で、ダラダラ話したり書いたりしてみてください。
そーゆーときに、自分でも驚く言葉が出てきたりします。
2. 〇〇しながら
僕はもう1つ無意識に本音が出るときがあります。
ドライブ中です。
車の運転をしているときは、当然運転にある程度意識が向いています。
その状態で、人と会話ができないこともないけれど、ものすごく構成を考えて話すとなると難しいような気がします。
皆さんもドライブの時のこと今よく思い出してみてください。
運転しながら面白い話してる人に会ったことありますか?
僕の場合、ドライブ中は口から言葉が勝手に出てくるような感覚があります。
意外と目的地に着いた後に自分が何を喋っていたか覚えていない。
そんなときに、いろんな悩みや過去の辛かったことや恥ずかしかったことを話していると、ずーーーーーっと昔から同じようなことで苦しくなっている自分に気づくかもしれません。
僕の場合はドライブでしたが、
ゲームとかスポーツ、料理などでも良いかもしれませんね。
〇〇しながら話すっていうのがポイントなのかなと思います。
3. アウトプットすること
静かな場所で黙って自然を見ながら考え事をする。
こんな時間は素敵ですよね。
しかし、僕の場合、
これをしても無意識の自分に届く感じがしません。
自分の既に気づいている常識の範疇で考えがまとまってしまいます。
自分でも意識していない自分に気づくときは、ぼーーっとしながら無闇に誰かと話しているときや、文章を書いているときです。
とにかく何も考えずにアウトプットして、出てきたものを見て気づく。
こんなイメージを持っていただけると良いのかなと思います。
心の傷に気づく重要性
無意識にある心の傷に気づけないと、
環境を変えたところで、
同じようなことに苦しみ、いつまで経ってもストレス耐性が身につかないです。
休養をとってリフレッシュしながら誤魔化して生きていくことも出来なくもないでしょうが、逃げられない状況もやってくるでしょう。
適応障害やその他精神疾患を本当の意味で乗り越えるためには、
深いところでの気づきと対策が重要です。
このブログがあなたの
言語化できない、なんだかわからない悩みを解消するヒントになることを祈っています。
今後もこのテーマについては発信していこうと思っています。
良ければ、他ブログもチェックしてみてください。
あなたのサポートで僕の活動を応援してください! 適応障害は年々増加傾向にあります。しかし、その病気についてはまだまだ知られていません。症状が改善しても悩んでいる人はたくさんいます。僕は実体験からこの病気について発信し、適応障害に悩む人々の安心できる社会を実現したいです。