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「ふかふか」はどこにある?
みなさまご無沙汰しております。
久しぶりの更新です(^.^)
今回は絵本の紹介をします。
姪っ子の就職が内定したとの知らせを受けて、お祝いに絵本を購入しました。
表紙のくまの親子が可愛らしいこの絵本、タイトルは「ふかふか」(国土社) 作者はおのかつこさん。
見ての通り、くまの親子がふかふかしているのですが、それだけではありません。
読み終わった後に、すご~く温かい気持ちになれるのです。
どうしてこんなにふかふかな気持ちになるのだろう。
このふかふかはどこにあるのだろう、と何度も読み返しました。
くまの毛? ふっくらしたお母さん?
そうなんだけど、どこか別のところにある気がして。
そしてやっとわかったのです。
ふかふかは、なんと私の心の中にあったのです。
おいおい、と思っている方もいることでしょう。優しい人アピールではありませんよ。
心の奥底にあるふかふかが、この絵本を読むと、うわ~っとあふれ出てくるのです。
嘘だと思ってるでしょう。
いいから読んでみてください。
あなたの心の中のふかふかが、ぶわ~っとあふれ出てくるはずです。
読み終わったあとは、そのふかふかに包まれてとても幸せな気持ちになれます。
そして、もうひとつのオススメポイントは繊細な銅版画です。おのさんは、みちのく童話賞作品集「まほうの天ぷら」の表紙絵を書いてくださった作家さんです。(宣伝じゃないよ)
おのさんのお人柄が現れているような優しい銅版画は、何度見ても癒されます。
保育関係の道に進む姪っ子。現場で働いたら壁にぶち当たることもあるでしょう。
そんなとき、この絵本は御守りになってくれるはずです。
子育てに悩んでいる方、悩んではいないけれど、あれもしなくちゃ! これもしなくちゃ! ちゃんとしなくちゃ! と日々の生活が忙しい方に是非読んでいただきたい一冊です。
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