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こども心理_心の溶かし方

何をいっても反抗してきて

こちらの言葉が全く届かない状態になっている場合

親が子どものためを思って・・・

「伝える言葉」をかければかけるほど

子どもは心にシャターを降ろしてしまうとおもう

「愛ある正論でも時と刃」になり得るということを

私たち大人は知っていなければならない

正論を言って、素直に心に届くくらいなら

反抗にはならないだろうから
(思春期はまたちょっと違うけど…)

だから正論を言ってよいのは

関係性が安定してからだと思う

では、関係性を安定させるには?

関係性を安定させるとは

つまりシャッターを降ろした心を溶かしてあげることで

やっと周囲の言葉を聞く耳がもてるということ

素直に受け取る段階に繋がるということ

まず、その心を溶かしてあげないと

伝えれば伝えようとするほど

離れてしまうのよね・・・

だから心が解けていない状態で何を言っても響かないし
逆に悪い影響しか与えない

まず、心を溶かしてあげて
次に教え諭していく。

子どもたちが必要としているのは

「ありのままを受け入れてもらう経験」
「話をたくさん聞いてもうらこと」
「苦しんでることに共感してもらうこと」
「不安に共感してもらうこと」
「正しいことは分かっているが出来ない自分を
温かく励ましてくれる存在が必要」
「特別に認め贔屓してくれる存在が必要」

「頭で理解してても出来ないことってたくさんあるもんね」
「〇〇ちゃんならできたかもしれなかったもんね」
「そんな気持ちになるって辛かったね」
「苦しい、どうしようもない、どうすればいいか
わからない気持ちになってたんだね」
「辛いね、悲しかったね」
「理想と現実が違って戸惑うよね」
「不安だったね」
「大丈夫だよ、どんなときもついているよ」
「一緒に考えるからね」

と共感や代弁を繰り返す
こちらの知っていることをいくら言葉で伝えても
本人を思って大人の経験からのアドバイスだったとしても
本人のその時、その場所に、その力、同じ方向で
立ってあげて共感してあげないと孤独な心は寂しさを生むばかり

もちろん経験を教え諭すのは大切
いつの日か響く日はくる
だからこそ「伝わる、受け取られる状態」でなければいけない
すぐに改善するかどうかは別として


「どんな自分もわかってくれる人がいる」

「安全地帯が確保されている」

ここが伝わると

頑なに周りを拒絶していた心が溶かされていく

ほぐれた心は素直な自分を取り戻し

必ず、こちらのメッセージを受け入れてくれるようになる

そう信じて、一緒に頑張ってみませんか?

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