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【高木紗友希卒業】アイドルの恋愛について再考する。


ハロープロジェクトのグループ

「Juice=Juice」の高木紗友希ちゃんが
昨日、突然活動を終了した。

前日にいわゆる「文春砲」を受けてからの
あっという間の出来事だった。

ハロプロからしばらく離れていた私だったが
昨年、コロナ禍になったのをうけ

ライブがテレビで放送されることも増え
「Juice=Juice」のライブも見ることが結構あった。

特にポップミュージックに関しては
寮生を巻き込み、間違いなく昨年

「寮生全員が知っている曲」にまでなった。


こぶしファクトリーの解散、アンジュルムのメンバー大量脱退と
暗い話題ばかりだったがその中で、宮本佳林という大エースの
卒業があったにも関わらず

井上玲音ちゃんの加入もあり私はなぜか
「Juice=Juice」というグループにより一層の期待をしていた。

そんな中で、宮本佳林ちゃん同様
初期メンバーとして、さらにはサブリーダーとして活動していた
高木紗友希ちゃんのあまりにも呆気ない幕切れにまだ
理解が追いついていない。


私は、以前にもアイドルの恋愛について考えた。

今日は、今回のことを受けて
改めて、「恋愛禁止」について考えたいと思う。


○恋愛禁止かOKかは「ファン」が決めることではない


そもそも、この恋愛禁止問題については

私のようなファンが決める問題ではない。

結局は「事務所」がどう判断するかに決まっている。

ただ正直、ここの判断が曖昧だったりするのが
問題だったりするのだ。

他のグループでもそうなのだが
「スキャンダル」が出て今回のように直ぐにクビになる
メンバーもいれば

少しの間、謹慎して復活するメンバーもいる。

また、がっつり撮られているのに
何もなかったかのように「スルー」して活動するメンバーもいる。

これについても結局「事務所」の都合でしかない。

手塩にかけてお金もかけて育てたメンバーは
そう簡単に卒業されては困る。

メンバーが辞めたいといっても何とかその場は説得し
熱りの冷めたころに「卒業コンサート」を実施し
最後にがっつり儲けるだろう。

逆に、人気も知名度もないメンバーの場合は
温情もなくサラッと活動終了させることもある。

今回の高木紗友希ちゃんはグループの中でも
当然中心メンバーでJuice=Juiceの功労者であることは
変わりない。

だからこそ、このスピード脱退には驚きを隠せなかった。

✅火消しのためこれが先決と考えたのか。
✅本人との話し合いが上手くいかなかったのか。
✅元々「卒業」の話が進んでいたのか。
✅本人が責任を取って辞めると言い出したのか。

これについては、もう真実は闇の中。

推測ではないのでこなへんにしておくが
あまりにも呆気なさすぎる。

阪神の鳥谷に対する態度みたいなもんだ。

○「アイドル」じゃなきゃダメなのか


確かに、私が
Juice=Juiceに再ハマりしたのは

アイドルっぽくて可愛い曲である
「ポップミュージック」であるのは事実だ。

しかし、宮本佳林卒業コンサートでもそうだったが

✅「ひとりで生きられそう」って それってねぇ、褒めているの?
✅禁断少女
✅愛・愛・傘
✅如雨露

などなど「Juice=Juice」にはその歌声と楽曲的に
「アーティスト」という格好良さが目立つ。

正直、「アイドル」という枠の中で活動する必要すら
ないのではないかとも感じさせられる。

ここが難しいところでもある。

思い切って「アーティスト」枠にして
恋愛も解禁しても良いのではないのかとも思ってしまう。

女性ファンにとったら、こんなスキャンダルで
もう二度とJuice=Juiceの高木紗友希ちゃんの歌声を
聴くことができなくなるのは不憫で仕方がない。

ただ、やはり他のグループ同様
「アイドル」としての売り方から脱却できなかった。

「握手会」というファンとの接触があり
いわゆる「疑似恋愛」を提供している以上

恋愛スキャンダルはご法度なのだ。

「アイドル」という売り方から脱却できない以上
男性ファンは変わらず「恋愛禁止」を求める。

恋愛していても集客が変わらないのであれば
そうしても良いのだが残念ながらそれは無理だ。

男がいると分かってて、お金を落とし続ける人は
少数派だと思う。私がその立場としてもやはり熱が冷めるだろう。

握手会に行っても「本当はこんなことしたくないんだろうな」という
感情が出てしまい、顔を合わせるのさえ辛くなってしまうだろう。


○次の抑止力がないとビジネスが崩壊する


残念だが、「アイドル」というのは
多くが男性ファンに支えられていることが多い。

そして、以前の記事で書いたが
ファンの多くは「純潔」を好む。

[自分の好きなアイドルには処女でいてほしい。]


だから、髪を染めただけでも怒る人も結構いる。

そして、アイドルというのは「尊い」神のような
存在だと思いたいので「人間っぽさ」を嫌う。

だから「アイドルはトイレに行かない。」

なんていう言葉すら生まれた。

しかし、それは昔のアイドルはテレビ越しでしか見えない時代
であって、今は徐々に接触によって人間性が求められたりもしている。

それは、「アイドルと付き合いたい」と考える
いわゆる「ガチ恋」の大学生や10代〜20代がほとんどだ。

多くのファンはいまだにアイドルは「神」のような存在なので
人間っぽさは必要としていない。

だから、人間っぽさが露骨に現れてしまう
「恋愛」には大きく反発する。

そういった「男性ファン」に指示されているアイドルのファンを
失わないためにも、恋愛をしたメンバーは処分を下さないといけない。

他のメンバーのファンはこうすることで
少し安心するのかもしれない。

そして、この「処罰」を怠ると
当然ながら同じグループのメンバーからもクレームが殺到する。

「こっちは真面目に頑張っているのに。」と思うのは
当然の事だろう。

だからこそ、ルールを守らないメンバーはしっかり処分を下し

「ここまで頑張ってきたのにこんな形で終わるのは嫌だ。」

と思わせることで抑止力になる。

ここを怠ったAKBGは一時期
恋愛スキャンダルが後を立たなくなり
若手メンバーが相次いで卒業していった時期があった。

まさに「時既に遅し」状態である。

当時の主力を守ったことで、この先のエースを大量に失った。

その結果、AKBは成長が止まってしまった。

今回の件は、そうなることを恐れ
思い切って早い判断を決めたのかもしれない。

その結果が良かったか悪かったかは
今後わかるだろう。

○何かを犠牲にしないといけない

よく恋愛禁止を正当化する理由として

「何かを犠牲にできない人は真のエンターテイナーにはなれない」

なんて言われることがある。

正直これは一理ある。

モデルだって、好きなものを食べるということを犠牲にしないと
どんどん体重が増えてしまいモデルとしてはクビになる。

アイドルの場合はこれが「恋愛」なんだと言われるが
本当にそれで良いのだろうか。

アイドルはもっと大切なものを既に犠牲にしている。

✅モデル同様、太ってしまうと人気は露骨に落ちるので
食事には気を遣わないといけない。
✅普通の女の子が友達と遊んだり学校で勉強したり部活したりという
当たり前の「青春」を犠牲にしてお父さんくらいの人と握手している。
✅顔が割れている以上プライベートはない。
ネットが普及した今「24時間アイドル」でいないといけない。
✅アイドル戦国時代のため少しでも知ってもらおうと
家に帰っても配信にSNSに頑張らないといけない。

これだけ「犠牲」にしているにもかかわらず
さらに「恋愛」まで取り上げられてしまうなんて

アイドルとしてスキャンダルなく天下を取る
「渡辺麻友」とか「白石麻衣」の努力はハンパないと思う。

○自己責任でいいのではないか

正直、恋愛に対して事務所が関わる必要はない。

もちろん、「ビジネスだから」というのがあるが

そのために常にオーディションをして新メンバーを
獲得しているのではないだろうか。

正直、成人しているメンバーに対しては
「恋愛禁止」を解除しても良いのではないかと私は思っている。

恋愛するかしないかは本人の自由。

当然、恋愛していることが分かれば
露骨に「ファン」は減るだろう。

それは自己責任なんだから
それでも良ければ恋愛すればいい。

恋愛せずに頑張っているメンバーはその努力が報われるよう
しっかり事務所がサポートしてあげればいいじゃない。

まぁそうなった瞬間全員が恋人を作って
グループ崩壊になるか、意外とそれがウケるかは
わからないが・・・

○まとめ

ということで、また熱く語ってしまった。

アイドルを応援している上で
「恋愛スキャンダル」と「卒業発表」ほど
怖いものはない。

だから、自分の推しがそうなったらどうしようという
デモンストレーションを
こうした話題が出た時にはしてしまう。

ただ、アイドルだけが全てじゃない。

幸いアイドルというのは20代前半で終了することが多いので
まだまだこの先長い人生が待っている。

高木紗友希ちゃんがこのまま
いなくなってしまうのは寂しい。

まだ、頭の中がこんがらがっているかもしれないが
ぜひまた再スタートを切ってほしい。

そんなに自分を責めることはない。

犯罪を犯したわけでもないし、不祥事を起こした訳でもない。

ただ「恋愛」しただけなんだから。

この記事を書いてた時になぜかこの曲を聴いてしまっていた。
高木紗友希ちゃんもこう思ってるのではないだろうか。

「こんなハズジャナカッター!」



以上

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