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リトアニアのビルシュトナスに行ったワケ・8
一度ホテルに戻って休憩することに。
前日にルータさんと少女たちにもらったベリーを冷蔵庫から出してみた。紙コップから備え付けの大きめなティーカップに入れてみると、カップには収まらず溢れた。ビルベリーとラズベリーは冷やされ、酸味が口の中にプチっと言いながら広がった。
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私が滞在しているVytautas Magnus SPAの地下にスパやプールがある。そのスパを体験に行った。受付の落ち着く照明に癒される空間が広がるスペースを通り、案内されたのはミネラルウォータージャグジー。
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ブクブクしているが、塩分があるので首に浮き輪のようなビート板を挟んだら身体が自然と浮遊するのだ。この風呂に30分程度大の字になってただただ浮かぶ。塩分が高いから死海のように容易に浮かぶことができる。浮かぶことになれると身体のどこかに力を入れないことができるようになってくる。それがこの狙いなのか?
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次に通されたのは泥パック。泥パックは体を包むビニールの中に人間が包まれて泥をホースで注入し、ドロドロの中に身体が包まれるものだ。心地よい温度だけにすぐ眠れそうになる。
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その後すぐ向かいにあるシャワー室で身体についた泥を落として終わるのだ。泥に浸かっている間の静寂もリラックス効果に大きく影響するのだろう。ガウンに着替え、この後はリラックスルームに連れて行ってもらい、温かいお茶をいただく。読書中の人も、カップルで並んでリラックスしている人もいた。
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このホテルはすべてが建物の中で体験できるので、このためにビルシュトナスを訪れる人々も少なくない。朝はビュッフェがあり、たくさんの料理がレストランに並び、食べたいだけ食べられる。日本にもこの施設があったら絶対年末年始に行き、一週間くらいスパ三昧で何もせず読書だけしてダラダラしたいと思う。
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惜しむらくはプールに入れなかったことだ。時間があれば次回はプールとブランコのような椅子にぶらぶらしてみようと思う。
客室にもあったが、ビルシュトナスが本拠地のミネラルウォーターの会社であるVytautas Mineral Waterが運営する施設なので、ミネラルウォーターは常に分断に飲める。このドリンク会社はヨーロッパでは有名で、世界中にも輸出しているのだ。実は日本でもイオンで購入できると聞いた。見つけたら遠路はるばる来たビルシュトナスの水なので買ってみてほしい。
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