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卒論、修論を書くときに覚えておけばよかったWordの機能。

先に結論だけ
1.スタイルの設定は先にしておく
2.章番号とレベルにスタイルを紐づけておくと一瞬で論文の章立てが可能
3.参考文献はリスト化させると手間が減る
4.目次もスタイル紐づけで勝手に作ってくれる

知っている人は知っている内容なので、僕の備忘録的に

1.スタイルの設定は先にしておく
要は章立てや、本文の設定を統一するためにお好みの設定をあらかじめ記憶させるものです。後述する章番号への紐づけの話につながりますが、まず初めに設定しておいた方が良い。

スタイルの設定

2.章番号とレベルにスタイルを紐づけておくと一瞬で論文の章立てが可能
全く使ってなかった機能なのですが、「段落」→「新しいアウトラインの定義」を選択すると、右側に章番号のレベルと紐づけるスタイルを記憶させることができる。つまり、スタイルを選択すると章番号や節番号が自動的に割り当てられる。論文を書く際に章番号や節番号がめちゃくちゃにならなくて済む。

新しいアウトラインの定義

3.参考文献はリスト化させると手間が減る
これまた使っていなかった機能なのですが、「参考文献」→「引用文献と文献目録」→「資料文献の管理」から論文中で引用したい参考文献を記録できる。何が便利かというと、文献番号を自動で決めてくれるので、引用する番号を間違うことがない。ちなみに、「文献目録」をクリックすると参考文献一覧も挿入してくれる。

参考文献の管理

4.目次もスタイル紐づけで勝手に作ってくれる
同じく「参考資料」→「目次」から自動更新機能つき目次を作成してくれる。ページ番号もすべて更新してくれるほか、章や節のレベルの自動調整も行える。

目次の自動作成

論文提出直前に、毎年のごとく書体の崩れで悩んでいる学生をみるので備忘録的に書き留めますが、一番皮肉なのは、もうすぐ博士号取得予定の私自身が、これらの機能を知ったのはつい最近のことだということです。

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