【群馬】ぐんまちゃん愛が止まらない! 群馬ツアーを企画する今橋優月さんをインタビュー
~BallooN地方取材部- 群馬特集~
地方創生している人を取材する今回の企画、記念すべき第一弾は、群馬県出身の今橋優月(いまはしゆづき)さんです!
上京しながらも、群馬の創生を目指して活動する今橋さんの活動への想いや背景などについて、迫っていきます!
今橋さんは、どんな活動をされているのでしょうか?
現在の今橋さんの活動
――こんにちは。今回は取材を受けてくださって、ありがとうございます。
本日はよろしくお願いします!
今橋さん:こちらこそ、よろしくお願いします!
――まずは、今橋さんの活動について教えてください!
今橋さん:主に群馬県に関するイベント企画をしています!
具体的には、「群馬の魅力を知るツアー」の主催や上毛かるた大会のお手伝いなどをしています!(※)
――ありがとうございます!ツアーはどんな人向けなんですか?
今橋さん:群馬出身だけど今は県外にいる人です。
もともと、県外の人向けにツアーの企画等をしていたのですが、上毛かるた大会のお手伝いをした時に、
「県外に行った人が、群馬ってやっぱりいいな、と心を寄せてくれる様なことをしたいね」 という話になって。
それからは群馬県出身で県外にいる人に届けたいと思うようになりました。
――なるほど!県外へ出て行った群馬出身の方に向けての発信ですか!
今橋さん:はい!
元々は県外の人に、群馬って素敵だな、と思ってもらえるような活動やSNS 発信をしていました。
しかし大学進学や群馬での活動を通して、まずは県外の人でなく、地元の人にも群馬を良いと思ってもらえないといけないと思って。
そこから、群馬から県外へ出て行った人に、「群馬って良いところだったんじゃない?」と気付いてもらえるような活動に変わっていきました。
📷地元を想うからこその新しい発想ですね。
活動の背景
――今橋さんが地元群馬にフォーカスしたきっかけを教えてください!
今橋さん:よく聞かれるんですけど、自分ではそこまで意識していなくて。
物心ついた頃から、地元が好きだな、ぐんまちゃんが好きだな、と思っていました。
敢えて挙げるとすれば、地元を出たタイミングです。
県外の大学に進学して、新しい友人と話しているとき、群馬って独特だねと言われる事が多くて。
例えば、「からっ風が吹く」みたいな群馬県特有の言葉とか、地元での人の繋がりの強さみたいな。
自分は当たり前だと思っていましたが、帰省できる場所があるのっていいな、地元の良いところがあるのいいな、と言われて、地元の面白さや独自性を認識しました。
――上京して気づいたんですね。
地元にフォーカスしてから新たに何か気づいたことはありましたか?
今橋さん:活動していく中で、地元を発信する難しさに気付いたんです。
メディアを作った際、群馬県に対してあまり興味のない人に届けるのが難しかったリ、各都道府県が東京に地域の産品を置くアンテナショップは打ち切られてしまったり。
行政だけが頑張っていても、地元の良いところは伝わりづらいんです。
せっかくこんなに良い物が、せっかくこんなに面白い物があるのに、伝わり切らないのは悔しいなって。謎にボロボロ泣いてしまう事もあります。
より活動への想いが強くなったきっかけでもあります。
📷つらい現状に直面することの大切さもありますね。
――地方創生をしている人は沢山いますが、上京しながら活動される方は、あまりいませんよね。
今橋さん:そうですね。
私も群馬出身として、本当に良いものを発信したいという想いがあります。なので「群馬って本当に良いものなのかな?」と確かめるためにも、群馬に帰った時には実際にその地に行くようにしています。
自分で体験してみて、本当にいいものかわかった上で、発信したい。
また、その土地で活動している人を繋げてもらって、お話を聞いたりして広がっていく。
想いがたくさん詰まっている商品がたくさんあるので、一個一個アポを取って、お話聞きに行きたいなと感じています。
なので最近は2週間に1回は地元に帰ってます(笑)
――そんなにですか!?群馬が大好きなんですね!
溢れんばかりの群馬ちゃん愛
ちなみに、ぐんまちゃんがお好きだと伺ったんですけど。
今橋さん:大好きです!!!!
ぐんまちゃんはTwitterをやっていて、沢山の衣装でよく写真を上げてくれるんです!
特におっきいぐんまちゃんが小さいぐんまちゃんを運んでる写真とか、めっちゃ可愛いです!!!
📷突然テンションが上がる今橋さん
グッズも沢山持ってるんですよ!!
――ええ!どんなグッズがあるんですか?(笑)
今橋さん:ぐんまちゃんのぬいぐるみとか、最近買ったココットとか。少し高かったんですけど、可愛くて、やっぱり買ってよかったと思います!
実は被り物や服もあるんです!
ぐんまちゃんって、色んな姿のものがあって本当に可愛いんです!
ほんっと可愛い。ほんっと、、
📷満足そうな今橋さん。ぜひお会いしてこの熱量を感じて欲しい
個人的な目標としては、持ち物を全部ぐんまちゃんと群馬の特産品にしたいです!(笑)
持ち物から群馬の話題に繋がるし、「○○さんが作っていて、今こういう事しているんですよ!」みたいに、群馬を深くまで紹介できるのかなと思っています!
――生産者の話まで出来るのは、地元ならではですね。
📷今橋さんの溢れる群馬への愛がたくさん感じられましたね。
今橋さんが活動の中で感じること
――活動の中で、どんな時にやりがいや楽しさを感じますか?
今橋さん:小さい事なのですが、上毛かるた大会の様子をInstagramに掲載したら、大学の群馬出身のメンバー数人から「上毛かるた懐かしい!」というメッセージが来て、今度私の家で上毛かるたをする事になりました!
自分の発信が誰かに引っかかったことが、小さい体験ですけど物凄く嬉しかったんです。それを上毛かるたの理事会の方に話したら、泣きそうになっていて。
――うわ、それはめちゃめちゃ嬉しいですね……!
逆に活動の中で挫折する事もありますか?
今橋さん:昨年の冬に、群馬のポップアップストアを企画しようとした時は、挫折を感じました。
価格の難しさ、関わる企業の大きさの中で、
自分が本当に群馬を好きなんだろうか?と悩んでしまって。
作りたい企画があっても、手が動かない時がありました。
――なるほど。
どうやって乗り越えましたか?
今橋さん:そういう時期は、「私って本当に群馬が好きなんだろうか?」と思ってしまっていました。
なので、もう一度原点回帰をしました。
群馬を自分の目で見て、自分の足を動かした事で、群馬を好きっていう想いを取り戻すことができました!
――自分を見つめ直したという事ですね。
今橋さん:はい。
「自分これ好きなんだっけな?」「これ本当にやりたい事なんだっけな?」という悩みは、誰しもぶつかる壁だと思います。
私の場合は、群馬で活動されている方と会うことで、一緒に走ってくれる人を見つけられたのも大きかったです。
一人で止まって悩んでいたけど、周りにもっと走っている人がたくさんいたのは大きかったです。
上毛かるたを通じて、群馬県中の色々な方と繋がって、「〇〇さんに興味あるの?明日一緒に会いに行こうか」と言ってもらえたり、
「今近くにいるならファミレスで話す?」みたいにお声を掛けてもらったりすることも沢山あって……。
ありがたい限りです。早く恩を返さないとな。
――人との繋がりの大切さを感じます……。
今橋さんの今後のビジョン
――今橋さんの今後のビジョンを教えてください!
今橋さん:群馬を愛して、面白がってもらって、新しい世代に残したいです!
今後もツアーの企画や地元の方との交流も引き続きやりたいのですが、囚われ続けないようにはしたくて。
今興味がある事が、未来にも興味があるとは限らない。
そんな時は柔軟に対応していきたいと思っています。
あと、ぐんまちゃんの観光大使にもなってみたい!(笑)
――絶対なれますよ!(笑)
若者へのメッセージ
――最後に、この記事を見た方、地方創生に興味のある若者へメッセージをください!
今橋さん:今やりたいことに正直に生きて欲しい、と思います!
今のやりたい事目的も、もしかしたら通過点かもしれない。
自分は何が伝えたいの?どんなやり方だったら面白いと思える?と考えながら、その時の好きなものに向かって頑張ってほしいです!
――ありがとうございました! これで取材は終了になります。
今橋さん:気持ちよく喋ってしまいました(笑)
ありがとうございます!
――こちらこそ、ありがとうございました。
今橋さんの益々のご活躍を応援しています!
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地方取材部、初の記事はいかがでしたでしょうか。
今橋さんの群馬への愛や明るい人柄が全面に溢れていました。
気になった方はぜひSNSなどチェックしてみてください!
※「上毛かるた」とは
群馬県の歴史・自然などが読まれている郷土かるた。群馬県民は小さい頃から触れるもので、老若男女参加できる競技大会なども行われている。
〈取材=今橋優月 / インタビュア=伝説 / 文=ブラックホール〉
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