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キンドル本をペーパーバックにしたよ

こんにちは。
先日、夏に出版した自身のキンドル本をペーパーバック化しました。
そのお話をしようと思います。

なぜペーパーバック化しようと思ったのか

まず、私はキンドル本だしたもののペーパーバック化
にする予定は全くありませんでした。

なぜなら理由は2つあります。

1つ目が「大変そう」だからです。
周りでペーパーバック化した方の話を聞くと
みなさん「〇ヶ月かかった」と聞いて
「私には無理」このブロックがありました。

2つ目が、ペーパーバック化したところで
「薄い冊子」になると思ったからです。

私のキンドル本は2万字程度で最初
出版した時は改行が少なく38ページしかありませんでした。

キンドル界の巨匠からアドバイスを受ける機会があり、
もっとページが増えた方が良いと理解し
中身は大きく変えずにその後、60ページ近くになりました。

ペーパーバック化して手元に届いた時に
本自体が物理的に薄かったら、冊子ぽくなり
いきなりレビューで☆1とか付けられる可能性もなくもないようです。。

そんな感じで、全くペーパーバック化予定は
ありませんでした。

まとめ
ペーパーバック化しなかった理由
・大変そう、めんどくさそう
・ペーパーバック化したところで薄いものしか出来ない
それで評価が下がるのも嫌

いきなりペーパーバック化を目指す

 じゃあなぜ、ペーパーバック化にしたかと言いますと
身近な人がしたことが大きな理由です。
同じ頃に出版した、キンドル出版仲間のまりさんが
Xでペーパーバック化したという投稿を見ました。

これには、えー!すごい!と思い
「私もやりたい」と一気に火が付きました。
そこで、私のキンドル本の表紙を作ってくれた
ぴーたんさんのnoteを見て、早速真似てみました。

kindle本をペーパーバックにしました!|ぴーたん@kindle出版/イラスト/デザイン (note.com)

ペーパーバックに向けて丁寧に解説した本があり
1つ1つ進めていくと、なんとなく出来てきました。

この作業が私には楽しくて、作業して3、4日後には
だいたい完成しました。
この作業は、私の中で「ゾーン」に入っていて
集中して楽しい体験でした。

裏表紙も生成AIでアイコン作ったり、勝手に「モリベ出版」と
名づけたり・・
ワクワクしました。

まとめ
ペーパーバックしようと思った理由
・身近な人がしたから
・やりだすと、めっちゃ楽しかった

手元に届くまでが意外と時間かかる

作業が終わり、KDPにアップロードしました。
そして、自分で「校正刷り」という原価で購入できる
ページがあります。

ただ、これには「校正刷り」とわかるように
線が入っています。

これがいつまで経っても届かないのですよね。。
5日以上経っても届かず、
実際に注文したものの方が早く到着したので
校正刷りはキャンセルしました。

で、実際に届いたのですが!!
「あれ、思ったよりもワクワクしていない!」という
自分に気が付きました。

一番テンションが高かったのが
作業している時間、そしてKDPにアップロードした瞬間が
マックスでした。

実際に手元に届くと
「こんなものか」と思ったきりでした。

これは旅行前のワクワクと同じかな?

まとめ
・手元に届くまでに時間がかかった
・KDPにアップロードした瞬間がテンションMAX

完成してからの改善・反省点

手元にペーパーバック本が届いて改めてみると
ちょこちょこ直したい箇所を発見しました。

ほんのささいなことなのですが、
電子書籍の時は横書き、ペーパーバック化にして縦書きにしたので
その変換作業時に、一字空けがなんか変など
たくさん見つけてしまいました・・

そこには、付箋を貼って直して再度アップロードしました。
ペーパーバックは、一冊の印刷コストがかかるために
一冊あたり100円の利益にしようとしても
900円ほどになってしまいます。

もしペーパーバックを買ってくれる方がいて
「高いお金を払って、このクオリティーか!」と思われては
まずいです。
最後の最後までチェックが必要だなと思いました。

そして、Xにペーパーバックにしたことを呟いたのですが
経験者から声を頂きました。
これは完全に盲点だったのですが

帯の部分が断ち切りになっていないのです。

これは下の緑の帯部分が、
下と横に白の余白が入ってしまっております。
言われないと絶対に気づきませんでした。

また、「光沢なし」「光沢あり」が選べるのですが
SNSなどの写真添付用として
「光沢あり」だとこの写真のように反射してしまうとのことです。

以上をふまえて
表紙もアップロードしなおして(うまくいってるかしら・・)
光沢なしにしてみました。

このような点も、
実際に自分で手を動かしてみないと
わからないことだらけだったので
本当に勉強になりました!

まとめ
・帯は断ち切りにする
・SNSアップ用を考えると「光沢なし」
・実際に経験を積んで学んでいく

そんなこんなで、
ペーパーバック本は強気のお値段にどうしても
なってしまい
「買う人ほんとにいるのか?!」と著者としては
思ってしまいます。
しかし、
経験を積めたし、あわよくば購入者もいたら
嬉しいと思っています。

気持ちとしては、やっと我が子を
この世に誕生させて一仕事終えた気分でしょうか。


我が子をどうぞよろしくお願いいたします。

サポートは結構です。これからもよろしくお願いします。