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何度も読みたくなる、良い本に出逢えたのでアウトプット

こんにちは。

今日は、最近読んだ本で
とっても良かったよ~という1冊を紹介します。

というのも、本って読んだら忘れちゃうじゃないですか・・。
なのでこうやって簡単にでも
アウトプットして、少しでも自分の脳に残れば良いかなと思いました。

本は何かというと、
宇宙飛行士「野口聡一」さんの
「どう生きるかつらかったときの話をしよう」
です。

 ちょっと前に、本屋で立ち読みして気になっていたのです。
で、やっぱり気になることがあって買いました。

 野口さんは3回宇宙に行って、2回目のフライトの後は10年間ほど喪失感や寂寥感に悩んだそうです。

 また、野口さんは「宇宙に行って人生観は変わりましたか?」とよく質問されてもこの問いに答えられなかったそうです。

 野口さんのように「宇宙に行く」などと大きな出来事でなくても、人間は誰しも「○○をしたら、人生が変わる」と思うことや信じることって何かしらあると思うのです。

 でも、意外とその体験が終わっちゃったら
 その直後は「意外とあっさりだ」「ほんとに人生変わったの??」と思うのではないのでしょうか。

 例えば、私の場合。妊娠していた時に美容室へ行きました。
 たまたま、お隣の女性が話しているのが聞こえてきました。
 「もう子供を産んだ後と前の自分の人生は、まったく違う」と力説されていました。
 「へ~、そんなに違うんだ??!!」と思って聞いていました。
 ほんとに、なんども繰り返して力説されていたからです。

 そして、実際。
 私自身が出産をして3,4日目あたりに友人がお見舞いに来てくれました。
 「出産したら、人生変わるっていうけど、そう?」と聞かれました。
 私は、この質問になんとも答えられずに人生変わったとは1ミリも感じませんでした。


 しかし、この本に書かれていることが腑に落ちました。
 それは 立花隆先生「宇宙からの帰還」で紹介されているという

「体験はすべて時間とともに成熟していくものである。
(中略)
 その体験の内的含意をつかむことができるのは、事後の反省と反芻を
 経てからになる」

 なるほどと思いました。

その他にも
自分自身でアイデンティティを築く3つのステップ として
ステップ1 「自分の価値と存在意義」を自分で決める
ステップ2 自分の棚卸をし、最後に残るものを見極める
ステップ3 これまでの選択、人生に意味づけをする

 

と紹介されています。
やはり「内省する時間」が大切と言っています。

また、宇宙飛行士という仕事柄
「死」と隣り合わせで
「生」を強く意識するそうです。

普通に生活していて、「生」を意識する場面もなかなかないので
野口さんは、生を意識する時間を少しでも作るのを推奨しています。

 電波の届かない場所で
キャンプや森林、離島などで長期の野外体験が良さそうです。 

 なかなか私自身も、そのような機会や場所に行かないので
まずは近場の海やデイキャンプからやってみたいと思いました。

そして、毎日の「内省時間」を大切にしたいと思います。

サポートは結構です。これからもよろしくお願いします。