パレスチナ゠アクション、エルビット社のサプライヤー2社に侵入し損害を与える
原文:https://freedomnews.org.uk/2024/07/22/palestine-action-invade-and-damage-two-elbit-suppliers/
原文掲載日:2024年7月22日
イスラエル兵器企業との取引のために部品メーカーの「ディーン゠グループ゠インターナショナル」と「アメテック゠エアテクノロジー」が標的にされた。
パレスチナ゠アクションによれば、活動家達がエルビット社のサプライチェーンに属している2つの工場に侵入し、甚大な被害を与えたという。1つの活動家グループは、マンチェスターに拠点を置くディーン゠グループ゠インターナショナルの敷地内に侵入し、もう1つのグループはサンベリー゠オン゠テムズにあるアメテック゠エアテクノロジーに侵入した。
ディーン゠グループ゠インターナショナルは「インベストメント鋳造」と呼ばれる特殊技術を使い、ケント州に拠点を置くエルビット社の子会社「インストロ゠プレシジョン」を含めた兵器メーカー向けの部品を製造している。これは、先月、活動家達がインストロ゠プレシジョン社に侵入した際に確認された。
アメテック゠エアテクノロジー社は、ミサイル・軍用車両・戦闘機(ガザ爆撃で使われたF-35戦闘機を含む)など兵器用の熱制御・運動制御ソリューションを専門にしている。アメテック社の子会社「ユナイテッド゠エレクトロニック゠インダストリーズ」はエルビット゠システムズ社を「大切な顧客」としてリストアップしており、シェンストンに拠点を置くエルビット社の子会社「UAVエンジンズ」への納入が目撃され、この繋がりが確認された。
パレスチナ゠アクションのスポークスパーソンは次のように述べている。「ディーン゠グループ゠インターナショナルとアメテックのようなサプライヤーがいなければ、エルビットは大量虐殺に使われる兵器を製造できなかっただろう。この国の政府がエルビットの犯罪を助長し続ける限り、パレスチナ゠アクションはこの共犯関係を終わらせ、エルビットを閉鎖するために直接行動を行い続ける。」
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